宇宙の果て

宇宙の大きさ




宇宙はどれだけ巨大なのか？

宇宙はどういう形をしているのか？

あまりにも広大過ぎて判らないが、例え宇宙の一番外側の壁みたいなのがあったとしても、地球でその様子は判らないだろう。

ビッグバンである1点から爆発的に膨張した宇宙に星が次々と誕生し、それらが集まって銀河を形成しているが、質量のある物同士は互いの引力で引き合うので、膨張している宇宙も時間が経てばお互いの星々が引き合って収束に転じるのでは？と思われていたが、実際の観測結果では「宇宙の膨張は」加速している。

ビッグバン時、一瞬で膨張する宇宙の速度は光の速さの何倍も速く、凄まじい勢いで膨張していたのをダークマターという超重い物質がスピードダウンさせたんだけど、ダークマターよりも力の強いダークエネルギーというのが再び宇宙の膨張を加速させている。

この初期の宇宙と後期の宇宙の膨張速度の違いを説明するには、新しい相対論的素粒子とか、まだ発見されていない新しい物理学が必要になると言われている。

宇宙の果ての映像が地球に向かう速度より、宇宙の果てが地球から離れていくスピードの方が速くなれば地球に宇宙の果ては見えない事になる。

宇宙はまだまだ判らないことが多すぎるのだ。