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SETIプロジェクト [宇宙]

宇宙人はいるのか?




SETI計画とは宇宙人地球外知的生命体による宇宙文明を発見するプロジェクトで、アメリカの天文学者フランク・ドレイクによって計画された。

代表的なのはプエルトリコのアレシボ天文台で収集された宇宙から届く電波を、無償の解析ソフトウェアを配布して世界中のネットユーザーのパソコンで計算能力を確保しているのが有名で、俺も昔はSETIのソフトをインストールしていた事があった。

ただ最近のSETIの活動のドキュメント番組を見ると、計画が始まった1960年代からの半世紀で処理能力が1000兆倍に爆発的に向上している。

地球外知的生命体探査は1960年のオズマ計画からだから、そんなに長期間探していて見つからないという事は、地球外に人類と同等か、それ以上の知的生命体は存在しないというか、人類の様な電波を作り出す文明は地球以外に無いと思う。

というか見つかる時はもっとカンタンに見つかると思う。

例えば、火星をあれだけ探査して生物が見つからないという事は、火星に生物は存在しないんだと思う。

仮に知的生命体が存在しているとして、遠い星に住む彼らが地球に探査ロボットを搭載したロケットを打ち上げたとする。

その探査ロボットが地球のアマゾンのジャングルに落ちた場合、探査ロボットがが目の前にある石ころをひっくり返しただけで昆虫などの生物が見つかる・・・生物が存在する星なら探せば直ぐ見つかるはずで、何年も掛けて「やっとカモシカを発見しました」なんて事はないはず。

地球に知的生命体が誕生したのは奇跡で、それは太陽と地球の距離だけで無く、木星の強烈な引力が巨大隕石などから地球を守っているし、地球に対して不自然なくらい異常に大きい月も地球の自転軸を安定させる事に大きく貢献していて、それら一つ一つの条件が全て奇跡的な確率。

そんな奇跡が幾つも重なった地球への条件を全て足せば、宇宙に存在する地球に似た岩石惑星の数より大くなると思う・・・つまりそんな奇跡的な条件の星は地球だけだと思う。

番組を見て1つだけ納得したのは、遠い星から地球まで来ることが出来る文明を持った知的生命体が居たとしても、自分たちより遙かに劣る文明しかない地球に何を目的に来るのか?という説には同感だった。

それでも地球に来るとすれば、目的は地球を植民星として支配する位だと思う。

探査は危険なのだ。