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2021年MotoGP第18戦バレンシアGP [モータースポーツ]

マルティンPP


今年のMotoGPもいよいよ最終戦。

予選は今年後半のドゥカティの勢いを象徴する様な展開になった。

1位マルティン、2位バニャイア、3位ミラーとフロントローをドゥカティが独占、ヤマハはクアルタラロが8位、マルケス兄を欠くホンダは中上が9位という惨憺たる状況。


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変化があるとすればモルビデリとドヴィツィオーゾが少しずつ乗れてきている感じ。

ただ、このまま行けば来期はドゥカティ一色になりそうな感じ。

決勝はマルティンがスタートで飛び出し、母国GPのミルが食い下がるが抜けず、代わってリンスが2位浮上でトップを狙った・・・シーズン後半はスズキの速さも目立った。

しかし、リンス転倒で、レース後半はドゥカティ3台のツーリングとなり、今最も乗れているバニャイアがトップに出てそのままゴールした。

これは怪我などのアクシデントがない限り来期のチャンピオンはバニャイアで決まりかなと思えるほどの、圧倒的な強さと貫禄だった。

国際映像はロッシ最後のレースという事で、懐かしい顔ぶれが映った・・・チーム・グレシーニの姿のビアッジや、ピットで応援するウーチョなどが映った。

今回のGPで特筆すべきは、大あくびなドゥカティショーのMOTO-GPでは無く、最終戦でチャンピオンが決まるMOTO-2が盛り上がった。

絶体絶命で優勝するしか可能性がないラウル・フェルナンデスが優勝するも、ツインリンクもてぎで暴行容疑で親子共々逮捕されたワイン・ガードナーの長男レミー・ガードナーが10位に入って僅差でチャンピオンを決めた。

さて、来年は21戦とてんこ盛りなので、コロナは退散して欲しいのだ。