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替え刃 [日記]

アマゾンの置配



数年前、メンズシェーバーを買った。

自分的にはかなり頑張って、国産の高価なモノを選んだ。

流石に良いモノは凄く快適で良かったんだけど、掃除すると調子がオカシクなった。

ちょっと使い物にならなくなって、カンタンに壊れたのと値段の反動から使わなくなった。

何年も経って、ふとした拍子にシェーバーが出てきた。

凄く脆弱なのでネットで評判を調べると、そういう仕様みたいで頭に来ているのは俺だけではなかった。

ただ、壊れた時の失望感は消えているので、アマゾンで替え刃を買おうと思った。

替え刃は本体と比べると安いので、どうせまた直ぐ壊れるだろうと多量に発注した。

アマゾンからメールが来て、書かれているURLにアクセスすると依頼した商品の配送状況が判るらしい。

チェックしてみると、配送が出発していた。

では、いつ頃到着するのかな?と、それから数時間後に再びアクセスすると、俺の玄関先の写真が出てきた。

玄関から恐る恐るドアを開けると、写真と同じ位置に商品が届いていた。

「置き配」というやつだけど、速い!とは思ったものの、これって俺の部屋のドア前に泥棒が来ない事を前提とした性善説に基づいていないか?と怖くなった。

替え刃交換でとりあえず快適なのだ。