SSブログ

阪神VS 巨人 2021年 セ・リーグCSファーストステージ [阪神タイガース]

2敗



CSは阪神が3位の借金球団にホームの聖地甲子園で完全な力負けで敗退した。

今年の総括と来期の展望はいずれあらためてやるとして、今日はCSの感想。

初戦は違和感でシーズンのラストを休んでいた高橋遥人と巨人のエース菅野の投げ合いだった。

これは阪神の打者がどうこう言う以前に、菅野が良すぎた・・・神懸かっていて、打てる球が来なかった。

あえて言えば、初戦は一番勝ってチームに貢献した青柳を出すべきだったと思う。

何故高橋遥人にしたか?を推理すると、恐らく次のヤクルト戦にも投げさせようと1日でも間隔を明ける為だったと思う。

目の前の巨人戦を見ずに、ヤクルトを見ていた時点でCS敗退は決まっていたと思う。

でもこれが矢野の限界で、ペナントでも2位以下を大きく離した頃、自分の立場を忘れてハワイの優勝旅行の土産の話で盛り上がっていた馬鹿者。


11.07.01.jpg


1戦目で巨人に完封された阪神は、ヤクルトどころか後が無くなった。

2戦目は、丸1人にやられてしまった。

巨人も4番の岡村を欠く非常事態だったが、代役の丸が完璧に「これ以上はない」という4番の仕事をした・・・守備も勇猛果敢なファインプレーで凄かった。

もう丸が4番で良いと思う。

2試合目も、青柳がフラフラなのに、まるでペナントレース中みたいにベンチでノンビリ見ていた矢野に対し、2回裏に先発の髙橋を見切って高木にスイッチした原とは真逆だった。

シーズンの最後の方は不振だったハクション大魔王のマントヒヒも凄くて、外人助っ人の差も数だけ無駄に多い阪神と大違いだった。

そして、今シーズンも両リーグワーストの「86失策」という、エラー奨励な矢野野球の理念が見事に花開いたCSでもあった。

矢野に付ける薬なし!


矢野と原の監督としての能力の差は越えられない壁で、原はちゃんと選手と試合を見て采配していた。

阪神は1試合目のエンドラン失敗で動きがとれなくなったが、原だったら、また動いていたと思う。

例えば1試合目の最後、阪神が満塁まで攻めた時、原は守護神のビエイラをスパッと変えた!

矢野ならもう使わないが、原は2戦目でもビエイラを起用したのは流石だとテレビの前でうなった。

また、巨人と阪神では野球の「精度」が段違いの別物だった。

名門球団の伝統の一戦か何かしらないが、巨人の選手達は臨時で岡本の代わりにサードに就いた廣岡ですら完璧な守備だったが、阪神の選手達は中野とか大山とかのエラーが取り返しの付かない失点に結びついた。

巨人の集中した完璧なプロの野球に対し、阪神の選手は人気先行だけの2流の内容だった。

矢野のせいで多くの阪神ファンのテレビがダメになった・・・。


11.07.02.jpg


ひょっとすると巨人が日本史リースに出るかも・・・日シリは天敵のソフバンで無いから日本一も十分狙えると思う。

一方俺は、2試合目で五分に持ち込んで3戦目があると思っていたが、阪神ベンチに一丸となって勝とうとする雰囲気が感じられなかった。

なんとしてでも勝つぞという気迫みたいなのが無く、全員バラバラに見えた。

梅野が打席でバットの根本にボールが当たってアウトを宣告されたとき、ビデオでのリクエストを要請中なのに、さっさとベンチに戻った梅野の投げやりな態度が気になった・・・自分からマウンドを降りた西の時に似ていた。

という事で、色々残念だけど今年の阪神はCS敗退であっけなく終わってしまった。

阪神ファンの皆様、今年一年お疲れさまなのだ!