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巨人VS 阪神 2021年10月12~14日 [阪神タイガース]

2勝1敗



今年最後のカラクリ(東京ドーム)での巨人戦だった。

大山が腰の張りでスタメンから外れる中、数字的には絶望的であるにせよ優勝を諦めると言えない阪神は青柳とメルセデスの投げ合いで始まった。

巨人は全体的に元気が無く、打線もカチンカチンに凍り付いていた。

ただ打てない事に関しては阪神も負けておらず、2回に取った2点を岩崎~スアレスと繋いで大事に守りきった。

これで阪神は14年ぶりに対巨人戦の勝ち越しを決めた。

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続く2戦目は先発の西が突然自分からマウンドを降りてスタスタとベンチに下がった。

えっ?・・・こういうのは初めて見た。

普通はトレーナーやコーチがマウンドに行って事情を聞いたりするんだけど、西は突然悠然とベンチに向かった・・・それを捕手の坂本が呆然と見ており、打席の巨人坂本も肩すくめていた。

審判、トレーナー、コーチ、W坂本、ファンの全員が西の試合放棄に「何やアイツ」という感じ。

これを評論家の藤川球児氏が「投手が自分からマウンドを降りる 喝だー!!!」とTwitterで激しく叱責。

いや、ベンチに戻るだけで無く、そのまま歩き続けて阪神タイガースから出て行けと言いたい!!!

こんなのを金取って見せるな!!矢野も使うな!!ってか、矢野が一番嫌う態度だと思う。

ま、西が早々に降りたので負けずにすんだのは良かった。

3戦目も巨人山口と阪神のエース高橋遥人の息詰まる投手戦となった。

とにかく両チームが打てなくて、0行進が続いた9回表、巨人の抑えビエイラから先頭打者中野がヒットで出塁、続く近本も内野安打で1・2塁。

しかしマルテ、糸原が倒れて2アウトの絶体絶命で、打者は板山。

今年も殆ど2軍だった板山、あと数センチでホームランというタイムリーツーベースで先制!続く木浪も2点タイムリーツーベースでビエイラをKO!巨人ベンチはたまらず高梨に代えた。


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9回裏、なんとか連敗を止めたい巨人は2番からの好打順だったが、スアレスが坂本、丸を三振に、 岡本をライトフライに討ちとって試合終了。


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巨人は粘る事も出来なかった。


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でも何か、板山のタイムリーは矢野への戒めかなという気がした。

矢野は優勝がかかる大事な時期になっても、打線が湿めっているのに塁に出て足を使ってかき回す地道な野球より、ジャンボ宝くじの1等当選より確率が低い佐藤なんかを使ってギャンブルのホームラン狙いばかり。

一体西や藤浪と佐藤で何試合無駄に負けたのか?だけど、起用しているのは矢野。

ヒーローインタビューで板山の実直なコメントを聞いて、テレビ画面に向かって「おい矢野!聞いてるか?」と言いたくなった。

矢野は口だけで無く、本気で全員野球をやれ!と言いたいのだ。