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真空の泡 [宇宙]

世紀末なのか


コロナで世界中が混乱していて、頼みの綱のワクチンもダメそうで、寒くなると次の波がやってくるだろう。

こういう先の見通しが暗いのを統治権力者が攻略するのは難しい。

俺なら「あべのマスク」とかの無駄な税金で大仏を造っただろうね。

ただ最近はコロナの影響も大きいが、総裁選挙の電波ジャックとか「人心の乱れ」が落ちるところまで落ちている世紀末感が凄まじい。

人間も動物なので、微かに残っている野生の勘みたいなのが働いて何かしらトンデモナイ事が迫ってきているのを、無意識のうちに第六感で感知しているのかも。

本物の世紀末が目の前に迫っているのかもしれない。

例えば車いすの天才ホーキング博士が唱えた「宇宙真空論」みたいなのが起きる前兆なのかも。

俺も詳しくは知らないが、宇宙真空論とは突然宇宙のバランスが崩れて光の速さで膨張する真空の泡が出現する現象らしい。

真空の泡が一瞬で地球を飲み込んでしまうらしい。

そもそも我々が暮らす地球とか、我々の人体とかの「物質」は全て原子で構成されている。

原子は、原子核とその周りを回る電子で構成されていて、電子は「これ以上分解出来ない物質」の素粒子。

原子核の中には陽性子と中性子が入っていて、それぞれにクオークと呼ぶ素粒子が入っている。

そして中性子が陽性子に変化するときにニュートリノという素粒子が出来る。

ニュートリノが現れる力を弱い力と呼び、電磁気力と併せて電弱統一理論が完成し、クオークが結びつく力を強い力と呼び、3つの基本的な相互作用を記述するための標準理論が唱えられた。

宇宙がビッグバンで誕生した直後に素粒子は宇宙空間に飛び散る。

しかし、質量の無い素粒子が宇宙空間を漂うだけでは星や生物みたいな物質は産まれない。

物質は質量という「重さ」を持つとお互いに引き合う性質があるので、飛び回る質量の無い素粒子に重さを持たせなければ原子が出来ない。

逆にいえば、既に地球とか人体とかの物質があるので、ビッグバン後に何かが素粒子に質量を与えた事になる。

そこで考え出されたのがヒッグス粒子という「電子・クオーク・ニュートリノ」に次ぐ第4の素粒子で、ビッグバン直後にこれが宇宙空間に出現して勝手気ままに飛び交う素粒子達の邪魔をすることで素粒子同士が結びついて原子を形成する事になったのでは?という仮説が唱えられヒッグス粒子探しが始まった。

しかし、フランスとスイスの国境に建設された欧州原子核研究機構の大型ハドロン衝突型加速器でビッグバン直後の宇宙を再現して確認されたヒッグス粒子は、想定していた質量と違って不安定な重さだった。

その不安定な状態だとある時突然「量子トンネル効果」で真空の泡となる危険性がある。

そうなれば東京で真空の泡が出現すれば1.667 ミリ秒後に大阪も泡に飲み込まれてしまう。

これを何とか回避できないか?とか、本当にそんな事が起きるのか?という事で色々な仮説が唱えられていて、その中で有名なのが「超ひも理論」で一般相対性理論と量子力学の問題を解決する可能性をもった理論と言われている。

ただ、最近の総裁選の政治屋共の下劣な顔ぶれと、それに歓喜するネトウヨなどを見ていると、地球は真空の泡に飲み込まれる直前に違いないと思ってしまうのだ。