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録音手順の確立 [ギターの話題]

心が折れる




最近はコツコツDTMで作品を作っている。

ま、正確にはこれから作っていこうと思う作品の為のデータ集めで、いよいよギターの録音に突入した。

今取りかかっているコピー曲は、そもそもはギター録音の為の題材なので、ここからが本番だ!と本腰を入れてみた。。

ギターの録音に関しては既にバッキングで色々やっているが、ソロとなると話しは別。

気に入った音で鳴らすのはもちろん、プラスアルファの何かが欲しい。

昔はソロを録音する時どうやっていたかな?と振り返っても弾きでの記憶は微かに覚えているが、エフェクターやアンプなどの音作りに関しては特に何をやったという記憶は無い。

それよりも録音マイクの位置や録音方法に時間を割いていたと思う。

具体的には、キャビネットのスピーカーのどの位置をマイクで狙うか?とか、スピーカーとの距離とか、複数のマイクを使って出来る位相に拘ったり色々やった。

デフォルトはSHUREのSM57で、他にも色々使い分けたが、どういう録音方法であれここは重要な部分。

で、今回のギターソロ収録も、演奏して録音する前の手順を作ることから始めた。

この流れが完成すれば、次の作品制作から楽になる。

助かったのは、アンプのPIRANHA君が細かい設定を記憶させられるのが便利だった。

録音開始直後は色々試すのに時間が掛かったが、次第に手順が出来てきてからは録音に集中できた。

録音に没頭して2時間ほど経過した辺りで、区切りにちょうど良い部分が見えてきて「明日も仕事」というのが頭に浮かんで時計をチラ見しながら、弦を押さえる指先も痛みだしたのでそろそろ終わりにしようと思った。

直近に録音したテイクが良くないのでやり直そうとすると、録音したはずの部分が消えていた。

原因がわからないので調べようとすると、一瞬マウスが固まった。

ワイヤレスマウスなので、電池切れか?とマウスを動かしているとカーソルが回りだした。

嫌な予感がしたが、時既に遅しだった。

アプリは完全に固まっているので、アプリを再起動させると2時間前に戻っていた。

心が根本から真っ二つに折れる音が聞こえたのだ。