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2021 MotoGP第11戦オーストリアGP [モータースポーツ]

マルティンPP



先週に引き続きレッドブルリンクでオーストリアGPが行われた。

まずはヤマハによるヴィニャーレスの参戦取り消しから始まった。

理由は前戦リタイアに終わったヴィニャーレスがエンジンを損傷させた事で、MOTO-GP公式の動画を見ても1速落としてエンジンの回転を故意に上げてレブリミッターを作動させている。

これはテレメーターに記録されているのでヴィニャーレス本人も認めているが、動画で公表されている些細な部分だけで無くサーキットで取材していた記者達も気づいていた程酷かったらしい。

こういう論外な蛮行はMOTO-GPではコシンスキー位しか知らない。

ヴィニャーレス本人は既に来期アプリリアに移籍が決まっているので、ヤマハのエンジンがどうなろうが知ったことではないって感じで「自分を擁護してくれる人が大勢いる」とコメントしているので、これは残りのレースの参戦も厳しくなる可能性はあると思う。

チームメイトのクアルタラロは、この件に関しては1人で走る事は問題ないとしていて、ビニャーレスのデータが無くても自分1人で大丈夫だとコメント。

こうなってくると、ビニャーレスを追い出してロッシがワークスで引退公演もあるかも。

レースファンも、やる気のない負け犬ヴィニャーレスの陰気な顔を見るくらいなら、ワークスマシンでドクターの華やかな最後を見届けたいだろう。

コロコロ変わる天気の中で行われた予選は、今最も乗れているライダーのマルティンがゲット。


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決勝は全車スリックでスタートするか途中から雨が降って大混乱、残り3周で上位陣がマシンを乗り換え、スリックタイアとレインタイアが混走する中、乗り換えなかったブラッド・ビンダーが驚異的なマシンコントロールで優勝。

2位バニャイア、3位マルティン、表彰台目前だったマルケスはラスト2周目で転倒、我らのクアルタラロは7位に終わった。

そんな事より驚いたのがレッドブルリンクの大観衆!


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もうオーストリアはすっかりコロナ前の世界に戻っていた!


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マスクをしているのはレース関係者だけで、大谷のホームランで見るメジャーリーグの観客同様、ごった返す観客席でマスクをしている人はいない。


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こういうのを見てしまうと、日本のテレビや新聞とかネット情報ってどこまでが本当なのか?疑ってしまう。

ポイントランキングは

1位 クアルタラロ ヤマハ 181
2位 バニャイア ドゥカティ 134
3位 ミル スズキ 134
4位 ザルコ ドゥカティ 132
5位 ミラー ドゥカティ 105

しかしクアルタラロは、他のヤマハ勢が全員どうしようもない中で健気だ。

クアルタラロファンからすれば、ミルが迫って来そうで怖いのだ。