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2021 MotoGP第10戦スティリアGP [モータースポーツ]

マルティンPP




暑い!暑い!と言っていて気がつくといつの間にかオリンピックが終わっていて、慌ててMOTO-GPを見た。

MOTO-GPは夏休みを終え、待ちに待った後半戦に突入!

オーストリアのレッドブルリンクで行われたスティリアGPは、ロッシの引退会見から始まった。

今回のGPの注目は、テストライダーのダニ・ペドロサとカル・クラッチローの参戦。

予選からドゥカティ勢が好調で、ルーキーのホルヘ・マルティンがポールをゲット。


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大雨の予想が出て日程変更まで検討された決勝は、MOTO-GPが始まる頃は路面も乾いていた。

スタート後、3コーナーで転倒したダニ・ペドロサのマシンにアプリリアのマシンが突っ込んで炎上したため赤旗中断で、再スタートとなった。

30分後の再スタートでは、ミラーがトップでマルティンが追う展開で、3位がミル、4位にクアルタラロ、5位がザルコとドゥカティ勢の速さが目立った。

マルク・マルケスは2度コーナー手前で減速できずオーバーランを連発するなどリズムに乗れない感じ。

やがてマルティンがトップに出てミルが追って後続を引き離し、この2台の争いとなる。

アレックス・マルケスと中上が6番手争いをするくらいだから、体力的にも楽なコースだと思うがマルケスは下位に沈んだまま。

やがてマルティンがミルを引き離し、3位のクアルタラロも独走状態となってゴール。

マルティンは初優勝。

マルク・マルケスは8位、注目のペドロサはレース1で転倒したマシンが炎上したためレイン用にセッティングしたマシンで見事10位でフィニッシュ、クラッチローは完走18台中17位に終わり最高峰クラスが甘くないことを証明した。

ヤマハ勢はクアルタラロ以外は苦戦したが、悪ければ悪いなりに無理せず3位で纏めたクアルタラロが良い感じだけど、遂にリアにホールショット・ディバイスを搭載したスズキのマシンが速かった。

ディフェンディングチャンピオンのミルのここからの巻き返しがあれば、後半戦はクアルタラロとの壮絶なチャンピオン争いもあると思う。

今俺はクアルタラロとミルを応援しているので、最高の後半戦になりそうで嬉しい。

次戦も同じレッドブルリンクで行われるので、ヤマハの巻き返しに期待なのだ。