DTM・打ち込みリハビリ

アプリを使い込む





DTMで久しぶりに本格的な作品制作に突入しているんだけど、かなりのブランクを感じる。

やはりアプリは普段から使っていないとダメというのを痛感する。

自分の曲を作るのと、他人の曲をコピーするのでは同じDTMでもかなり違う。

作っている途中でアイデアが浮かんでも、コピー曲ならコピー以上の何かを付け加えると別物になってしまうが、自分の曲だと制約に歯止めがきかない。

今制作に取りかかっている曲は初期MargeLitchでトリオ時代のインスト曲「Force of the Trinity」で、曲の作りはオリジナルの形を維持した上に、ドンドン思いついた新しいアイデアを入れていく方向で作っていたら迷路にはまりこんでしまった。

制作に取りかかる前に、敢えてオリジナル曲を聴かずに開始した…つまり30年以上前の記憶で「こんな感じだったと思う」という状態で作業を進めた。

うろ覚え状態の方が新しいアイデアを入れやすいと思っていたが「この先どうするか？」と行き詰まった。

そこで当時のデモテープをデジタル化したのを聴いてみた。

オリジナルは、俺が思っていた以上に複雑で難解な作りだった。

生真面目に再現しても、楽しくないかもと思い始めた。

何というか、制作当時の俺は大作指向でプログレッシヴなアレンジに拘っていたのがよく判った。

とりあえず主題を維持したまま、他の部分はコンパクトに纏めることにした。

とりあえず中盤から後半に掛けてのプログレ風味な多重録音でのギターオーケストラを止める事にした。

さて、代わりにどういうのを当てはめるか？なのだ。