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プリアンプのサウンド [DTM研究会]

ギター録音テスト



今日は早起きして、とりあえずコーヒーを煎れてからDTM専用マシンを立ち上げた。

最近変に仕事が忙しくてDTMに集中できる纏まった時間が取れなかったので、随分前から今日やろうと準備していた。

とりあえず、これからDTMを行うにあたって最重要な「ギターサウンド」の問題から取り組もうと考えた。

いつも聞いているプリアンプからのライン出力の音と、スピーカーシミュレーターを通過した音ではどれ位の違いがあるのか?など、色々把握したいことがあった。

とにかくコレが決まらないと先に進めないので、まずギターを録音する事にして、適当にクリック代わりに合わせるリズムを、こちらもDTMリハビリを兼ねて打ち込んでみることにした。

さて、何を打ち込もうか?

ギターのサウンド作りが目的なのでドラムだけで充分なんだけど適当な題材が見あたらない。

余り込み入った曲だと時間が掛かるので、極力簡単な曲は何だ?と考えていると、ふと大昔に大阪でやっていたバンド時代の原始的な曲を思いだした。

構成とかは忘れたけど、自分の曲なので生真面目にコピーする事も無いだろうと、適当に打ち込んだ。

打ち込んでいる最中に、曲を作った昔のアレコレを想い出すのでは?と思ったが、流石に時間が経ちすぎて全く何も想い出さなかった。

やっているうちに色々アレンジのアイデアも思いついたんだけど、今回の目的はギターサウンドなのでとりあえず最短距離で打ち込んだ。

この曲は初期MargeLitchでもやっていたがアレンジが違うので俺の中では別曲ってイメージで、今回は大阪時代のシンプルな感じでやってみた。

ヤマハのMB君を半音落としでササッとベースを入れてリズム隊完成、やはりキーボードパートが有ると無いでは仕事量に天国と地獄位の差がある。


07.18.01.jpg


で、ここまでは超適当だけど問題はここから。

リズム隊に合わせて、ギターを録音したのを聞いてみる…思ったより音は悪くない。

PIRANHAくんは昔の機材なので、もっとラインっぽいシャリシャリな感じかなと思っていたが、アンプからの出音っぽい太さがある。

なんか行けそう。

ただ、歪みをモニターから聞く分には物足りないかなと思って歪ませると、かなりブーミーになる。

クランチと本歪みの間位まで歪みを下げると、抜け出す感じ、後通常の出力端子からのアウトと違ってレベルが効かない…アンプのレベルを絞っても出力レベルに反映されない。

PIRANHA歪みのモードはモダンだったのをクラシックに変えて、GAINも「60/70」とフルから10下げてやっと落ち着く感じ。

ギター単体で鳴らすと物足りないけど、もちろんこの辺りは使うギターで激変する。

今回使ったギターはレッド君と名付けているFENDERのCUSTOMEDITION製のイングヴェイ・シグネチャーストラトで、使ったピックアップはリアにマウントしているSEYMOUR DUNCANのLittle Screamin' Demonというシングルサイズのハムバッカーで音はジャキジャキのザクザク、性格は忖度無しで弾いたままを出力する感じで、誤魔化したりオマケしてくれたりは無い生真面目で冗談通じない奴。

プリアンプも同じ性格なので、弾いている側としては逃げ場が無く見透かされている感じ。

アンプもナンチャッテで弾いても盛ってくれる性格のだとノリノリで弾けるんだけど、最近はそういうのは皆無な環境に拘っていたりする。

これからギターのリハビリも兼ねて、他のギターでも録音しようと思っている。

という事で、今回は昔の曲の断片を録音してみた。





アンプが録音で使えそうなので良かったのだ。