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ヤクルト VS 阪神 2021年7月06~08日 [阪神タイガース]

2勝1敗



初戦はエースの青柳が見事なピッチングでヤクルト打線を抑え、打順を変えた打線も機能して理想的な勝ち方だった。

青柳だけや!安心して見てられるのは!


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とにかく大事な9連戦の最初を、エースの力投で無難に乗り切ったのは良かった。

続く2戦目は、中谷とトレードでソフバンからやってきた二保が先発した。

初回は力んで4失点というガタガタのスタートだったが、その後はリズムを取り戻して安定する。

二保を早くマウンドを降ろして継投に入った阪神だったが、齋藤がヤクルト打線に捕まり、久しぶりにワンポイントで出てきた岩田も何をしに出てきたのか判らない超厳しい内容で、引き分け時やビハインドでの継投の薄さを露呈した。

2塁上で近本がサインを盗んだという疑惑から、両ベンチが争うアクシデントがあった。

近本はサイン盗みと言われても仕方がない位不自然に腕を大きく動かしていて、それを村上が指摘したのに「ゴチャゴチャ言うなや! 絶対やってへんわ! ボケ! アホ!」と、矢野が噛みついた。

小物の矢野は巨人に真後ろに張り付かれているのでピリピリしているが、矢野と言い合いになった村上が阪神ベンチに歩み寄るとサッと目線を反らし、その後審判に呼ばれた先で高津監督から「うちの選手にも同じ事やらすぞ!」と怒鳴られたりで散々だった。

ヘタレるなら最初からイキるなと。

矢野は河内のオッサンが生息する瓜破出身なので、ガラは大阪でもトップクラスで悪いが「ボケアホ」は今時のコンプライアンス的にいかがなモノか。

とにかく頭が悪いので「現役時代からそうやけど、俺は一回も自分自身やったことないし、俺がもしやっているんであれば、どんな責任でも処分でも受けるし。俺は正々堂々戦って、勝てることが本当にうれしい」って、何を言っているのか意味不明なのも頭が痛い。

そんなのは何を言われても「お尋ねの趣旨が必ずしも明らかではない」とか適当にはぐらかせばよいだけで、そんな事より敵に怪しい動きを指摘された近本を教育しろ!と言いたい。

阪神ベンチのヤジに “応戦” したヤクルト・村上 は「男だわ」とファン大絶賛な一方で、矢野の暴言はプロ野球関係者達には支持されなかった。

里崎智也氏は「直ぐに声を荒げて抗議を返すのは怪しい」、大久保博元氏は「これは絶対にやっちゃダメ!」、野村弘樹氏は「この行為はいけません」、斉藤明夫氏も「サインを出したと感じ取られても仕方ないのかなという行為」、元巨人の笠原将生氏などは「100%やってます!」と断言されてしまい、矢野の軽率な言動で阪神ファン総懺悔のサンドバック状態となった。

矢野の逆ギレ抗議で中断した後、打席で延々待たされた佐藤がいつものように簡単に三振に取られたのも印象的だった…もう弱点が研究されてしまった感じ。

2戦目は、全プロ野球ファンから笑いものにされた悔しい敗戦となった。

続く3戦目、ヤクルトのマスコットキャラクターのつば九郎がダンスをしているチアの後ろで近本のサイン盗みのジェスチャーで踊っていたのを見て「この試合なんとしても勝って欲しい」と心底思った。

一般人のファンならいざ知らず、球団の人間がやるとなると話は別でつば九郎は許せん!!

両軍負けられなくなった試合は、近年稀に見る大激突となった。

先発のガンケルが6回を3失点で、7回から馬場~岩崎~スアレスと繫いで1点差を逃げ切ったが、ハイライトは8回、1点差で負けていたのを梅野のタイムリーで追いつき、大山が全阪神ファンの夢と希望を乗せた3ランで東京音頭燕にとどめを刺した。


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これほど嬉しい勝利は最近記憶にない!

俺の寿命が何年か延びたと思う!

しかし、ヤクルトは強い!今年の優勝はヤクルトかも。

阪神は雨の連戦でフラフラだけど、いよいよ聖地甲子園で首位攻防戦なのだ。