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阪神 VS 巨人 2021年6月18~20日 [阪神タイガース]

1勝2敗



交流戦の後、最初のカードは聖地甲子園での巨人戦だった。

阪神は実戦から遠ざかっていて寝覚めたばかりの寝ぼけ状態、一方の巨人はもう1つも負けられないという必死さで、これほど温度差のあるチームの戦いも珍しかった。

もう原監督なんて1球毎に必死で、1勝1敗で両チームにカード勝ち越しが掛かった3戦目、7回裏1点を追う阪神の攻撃、2死二、三塁で代打北條、カウント2-2となり球場全体が阪神押せ押せの空気になった時、突然原が手下の桑田を引き連れてベンチを飛び出して審判に猛抗議。

原は一体何を怒っているのか判らないが、飼い犬の桑田と一緒に噛みつくと、何故か審判が集まって協議が始まった。

これだけの中断をしておきながら審判団から球場の観客に何の説明も無いのが極めて不自然だったが、原・桑田のデコボココンビの猿芝居は次の投手の肩を作るための時間稼ぎだった。

激高して登場した原と下男の桑田の長時間中断の為、聖地甲子園を覆っていた「阪神ワッショイ」な空気はシオシオに萎んでしまい、投手交代で登場した鍵谷が投げた球を北條が簡単に三振、巨人はたった1球で大ピンチを乗り切った。

アホの矢野はベンチで苦笑いだったけど、巨人ベンチを飛び出した2匹が演じる必死の八百長芝居を笑えるのか?ってハナシで、優勝監督の星野さんやどんでんならベンチから飛び出て審判に説明を求めただろう。

矢野は一体どれだけの余裕があって、醜い2匹の生物の田舎芝居をヘラヘラ笑っているのか!

今年の巨人の「マシンガン継投」は投手を酷使している様に見えるが、オリンピック休暇を考えれば原監督の考えは正しい。

今年はガンガン酷使して次々故障しても、一番厳しい猛暑の時期に1ヶ月の休暇がある。

矢野も巨人式選手起用法を使いたい所だけど、こちらは8ゲームも離されて余裕の無い巨人とは立場が違うので、これまで通りのやり方を崩さず王道を歩むべきだが、今回の巨人戦を見る限り阪神側に大きな油断があったと思う…巨人が勝ち越したというより、阪神の自滅だった。

心配したとおり、全く打てない。

時々佐藤の振り回すバットに球が当たってホームランになるだけで、大山と糸原は酷すぎた。

2軍は一体糸原の何処を見て1軍に上げたのか理解不能で、それを聖域で使う矢野も意味不明。

今の糸原なら北條の方が比較にならないほど上。

というか、そろそろ打順変更の時期だと思う。

1 センター 近本
2 セカンド 北條
3 レフト サンズ
4 サード 佐藤
5 ライト ロハス
6 ファースト 大山
7 ショート 中野
8 キャッチャー 梅野

ただ一旦ロハスを1軍に上げてしまうと「もし打てなかった場合」が怖い。

再び自動アウトの置物を抱えながら戦うのは厳しい…どうも俺はスイッチヒッターというのに良いイメージがない。

それなら

1 センター 近本
2 セカンド 北條・小幡
3 ファースト マルテ
4 ライト 佐藤
5 レフト サンズ
6 サード 大山
7 ショート 中野
8 キャッチャー 梅野

かな、いずれにせよ糸原は無い…2軍で再調整で良いと思う。

実況アナが解説のどんでんに「猛虎打線をどう見ますか?」という質問に、暫く考えたどんでんは「猛虎打線では無いです、全員2割台でしょ?」と、「良いところで打って、効率よく点を取っているだけです」と解説していたが、全くその通りだと思った。

阪神ベンチのだらーっと緩みまくった空気が怖かったのだ。