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ペダルエフェクターの楽しさ [ギターの話題]

ダブル歪み計ペダル




YOUTUBEで俺の好きなポール・ギルバート氏の自宅機材紹介の動画を見た。

もちろんライブでは無くポール氏が自宅で弾いたり、YOUTUBE用動画の撮影用の機材だけど凄く参考になった。

IbanezのギターやTC ELECTRONICのエフェクターなど、ポール氏のシグネチャーモデルの宣伝も兼ねているので、エフェクターボード内は氏が普段使っているモノとは少し入れ替わっていたが、基本的な音のセッティングは参考になった。

動画画面に映っているコンボタイプのMarshallアンプも、スポンサー契約上画面に入れているが実際に鳴らしているのは1ワットのアンプで、この辺りの事はご本人が動画の中で紹介しているが、肝心の鳴っているアンプは一瞬しか映らない。

俺の見間違いかも知れないが、Marshall50周年記念の1Wの「1960s JTM1」に見えたが、間違っていたらゴメン。

で、その前段にペダルが沢山詰まったエフェクターボードがあるんだけど、とりあえずノーエフェクトにした状態を鳴らしてくれたのを聞くと、アンプはクランチ状態では無く完全クリーン。

クリーントーンを「作っている」訳ではなく、ただの歪まないアンプ直結の素の音。

それにオーバードライブでクランチの音を作る…どうもこれが全ての基本になっている様で本人曰く「AC/DCの音」を「MojoMojo Overdrive」を使って作っていた。

そしてリバーブは常時ON、ソロ時とかにはアナログ風にハイを削ったもっこりなディレイを350ミリ位のタイムで掛け「これでギグが出来る状態」との事。

そして音の伸びや艶、歪みなどが物足りないときは、オーバードライブの前段に氏のシグネチャーモデルのJHS Pedals「PG-14」というディストーションペダルを使っていた。

PG-14はほぼ中立で極端なセッティングではなかったが、ミドルの強調域が低音方向(9時)だったのは意外だった。

ハナシが長くなるが、俺は大阪でバンドをやっている時、元マグナム44のタカちゃんと一緒に弾く前は、歪み系の重複は御法度だと思いこんでいた。

それでも、まだBOSSというブランドが出る前にローランドの「AF-100 BeeBaa」というファズを使ってジミヘンをやっていた頃、前段にブースターを噛ました事があったがノイズとハウリでコントロール不能って感じだった。

しかしタカちゃんは、Maxonのソニックディストーション「SD-9」の前段にMaxonのスーパーチューブスクリューマー「ST-9」を並べていた…ここ一発の時にST-9を踏むらしい。

俺もSD-9の前段でMaxonのスーパーチューブスクリューマーの「ST-01」を使ってみたが、ファズの時程ではないがノイズやハウリの問題は消えなかった。

そこでSD-9とST-01の間にBOSSのノイズゲートを挟んでみたところ、悩みは全て吹き飛んだ。

普段は心臓部のSD-9一発で、個々一発で2コ一度に踏めないのでMaxonのMaster Switch「SB-300 」のセンド・リターンに組み込んでいた…これと同じ発想がROCKTRONの「Guitar Silencer」だと思う。

だから、ポール氏の歪み系ペダルの重複による弊害みたいなのに注意して見たが、俺みたいにノイズゲートを挟まなくても普通に良い音だった。

俺は現在ROCKTRONのプリアンプ一発だけをDTM用のモニターにミキサー経由で鳴らしているけど、ペダルで音作るのも楽しそうだなと思った。

JHS PedalsPG-14が気になるのだ。