感染者現る

身近に迫る




コロナ騒動が始まって2年半になるが、これまで俺の周囲でコロナに感染した人は皆無だった。

感染どころかPCR検査を受けたというハナシも聞いたことがなかった。

しかし、遂に俺が今年の春まで勤務していた会社で感染者が出たらしい。

俺の職場は現在も前の会社とも縁が切れている訳ではなく、人員のヘルプなどで前の会社の人が来ていて、今月も来る予定になっていたSさんは感染者が出た所に救援に行く事になった。

感染者数なんてどうやって計測しているのか判らない…実際はもっと沢山いるのかも。

ましてや東京五輪だから、これから感染する確率は上がることはあっても下がることはないだろう。

思うに、首都圏以外の地域に住む人たちにとって東京五輪は中止どころかテレビ観戦を楽しみにしているのかも。

五輪開催によって東京都民が苦しんでも、石原や猪瀬、小池なんかを選挙で選んだのは他ならない都民なので自業自得だ。

コロナとはほぼ無縁な地方と、オリンピック選手村を通過する東京メトロ有楽町線で通勤している俺との東京五輪に対する温度差はかなりあると思う。

俺もコロナはナントナクだけど遠い外国の出来事みたいに思っていた。

それが前の会社に感染者が出た事で、イキナリ身近になったのだ。