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この木なんの木 [日々のあれこれ]

寺内貫太郎一家



先日作曲家の小林亜星さんがお亡くなりになった、御冥福をお祈りいたします。

俺にとって小林亜星さんは作曲家より役者で、子供の頃よく見たテレビドラマ「寺内貫太郎一家」の主役だった。

貫太郎の母親が樹木希林って名前になる前の悠木千帆さんで、息子が西城秀樹さん、娘は鬼平犯科帳でおまさ役の梶芽衣子さんだった。

凄い豪華キャストだ。

ネットニュースで亜星さんの代表的なヒット曲は「北の宿から」と書かれていたが、思い浮かばないのでYOUTUBEで確認すると、都はるみさんが歌いだして即思いだした。

「寺内貫太郎一家」は毎週楽しみに見ていた記憶はあるが、内容は殆ど記憶に無い…貫太郎と秀樹の取っ組み合いの喧嘩と、樹木希林が沢田健二のポスターに向かってジュリーとつぶやく事以外は、浅田美代子さんしか見ていなかった。

しかし、世の中は判らないもので、巨体の亜星さんに飛びかかっていた西条さんが亜星さんより早く亡くなってしまった…ドラマを見ていた当時には想像出来なかった。

亜星さん作曲のCMソングで日立の「この木なんの木」のイントロのギターサウンドは、12弦のアコギのスタンダードだと思う…俺も12弦持つと必ず「この木なんの木」のイントロを弾く。

小林亜星さんの心に響く優しい曲を聴くと、昔の楽しい記憶が蘇る。

また昭和が遠のいたのだ。