楽天 VS 阪神 2021年6月11~13日 [阪神タイガース]
3タテ
セリーグ首位とパリーグ首位の熾烈な戦いだった。
俺なんかは3連敗も覚悟していたが、これまで勝ち負けがオセロ状態だったのが北海道で3連勝して流れが変わった。
連勝で東北に乗り込んだ阪神は、エース青柳が8回2失点の力投で今季5勝目。
楽天に先制され2点を追う阪神は5回に1点差に迫り、6回にマルテの2ランで逆転!
9回はスアレスがマウンドに上がって、1点を守りきった。
これで4連勝。
続く2戦目、マー君と伊藤の投げ合いから始まったが4回に大山の2ランで先制し、9回に木浪の2ランなどで一挙6点で試合を決めた。
何かマー君はメジャーに行く前のオーラが消えてショボく見えた。
これで5連勝。
阪神は3回に先制するも4回に逆転され、1点ビハインドの5回に近本の2ランで逆転。
その後好投していたガンケルを早々と下げて、継投で馬場登場。
口をポカーンと開けた癒し系草食投手の馬場は、ガンケルがいなくなってチャンス到来と待ちかまえていた楽天打線の餌食となり、楽天は1点差まで追い上げた。
8回、藤浪の球を軽々と鈴木がスタンドに突き刺し、まるでタレントの様な喜び方でベースを一周した…余りそういう雰囲気で駆け回る選手がセリーグに居ないので新鮮だった。
同点となった9回表の阪神の攻撃は、簡単に2アウトになり打席に梅野登場。
ベンチから藤浪が出てきて投球練習をし始めた…同点なら藤浪を回跨ぎで投げさせてスアレス温存だった…嫌な予感がした。
9回裏に藤浪が簡単に先頭打者を歩かせて、目が血走った楽天の打者に気押されして梅野がジャンプしても届かない様な暴投でサヨナラ負けかとテレビの前で無震いしたが、広島の勝ち数が18でスアレスのセーブ数が20と酷使しているので同点では出せない気持ちもよく判る。
梅野は2ナッシングに追い込まれた…2アウト、2ストライクで、流石の俺も「良くて引き分け」と覚悟した。
しかし梅野は、まるで全盛期の赤星を思わせるファールの粘り打ちで四球を選んで出塁…勝負はここからだった!
打順はトップに戻って好調の近本。
梅野は走らないと見せかけて捕手が捕球した一瞬の隙にディレードスチールを敢行!
慌てた捕手はセカンドベース上に投げたが、野手のベースカバーが遅れボールはセンターへ転がり、それを見た梅野は3塁まで走った。
2アウトランナー無しが、一瞬で2アウト3塁になった!
解説の藤川球児氏が「ランナーが3塁にいると捕手の後逸を恐れて低めに投げ辛い」と梅野の走塁を褒めた。
目がうつろになった楽天の守護神の松井の球を近本が一閃、タイムリー3ベースヒットを放つと、さっきまで投球練習をしていた藤浪がいつの間にか居なくなり、9回裏にスアレスがノシノシとマウンドに登場。
勝ちに等しい引き分けを99.99%手中に収めたと確信した楽天だったが、スアレスから得点することは出来なかった。
セリーグとパリーグの首位チーム同士の戦いは阪神の3タテに終わった。
これは3連敗も覚悟していただけに、ちょっとした癌とかなら自然治癒する程の嬉しさだ!
もそこの試合で負けていれば、ペナント再開の金曜日まで梅雨の湿気の中を陰鬱な気分で過ごさなければならなかった…ありがとう梅野!近本!
阪神は6連勝、貯金20で交流戦を終えた。
今年の交流戦はセリーグが健闘した。
交流戦を終えて、俺のイメージでは今年の阪神が戦ったパリーグのチームで一番強かったのはオリックスだと思う。
次は聖地甲子園で交流戦で負け越した巨人との対戦だが、また初戦から西で躓かなきゃならないのかと思うと憂鬱なのだ。
セリーグ首位とパリーグ首位の熾烈な戦いだった。
俺なんかは3連敗も覚悟していたが、これまで勝ち負けがオセロ状態だったのが北海道で3連勝して流れが変わった。
連勝で東北に乗り込んだ阪神は、エース青柳が8回2失点の力投で今季5勝目。
楽天に先制され2点を追う阪神は5回に1点差に迫り、6回にマルテの2ランで逆転!
9回はスアレスがマウンドに上がって、1点を守りきった。
これで4連勝。
続く2戦目、マー君と伊藤の投げ合いから始まったが4回に大山の2ランで先制し、9回に木浪の2ランなどで一挙6点で試合を決めた。
何かマー君はメジャーに行く前のオーラが消えてショボく見えた。
これで5連勝。
阪神は3回に先制するも4回に逆転され、1点ビハインドの5回に近本の2ランで逆転。
その後好投していたガンケルを早々と下げて、継投で馬場登場。
口をポカーンと開けた癒し系草食投手の馬場は、ガンケルがいなくなってチャンス到来と待ちかまえていた楽天打線の餌食となり、楽天は1点差まで追い上げた。
8回、藤浪の球を軽々と鈴木がスタンドに突き刺し、まるでタレントの様な喜び方でベースを一周した…余りそういう雰囲気で駆け回る選手がセリーグに居ないので新鮮だった。
同点となった9回表の阪神の攻撃は、簡単に2アウトになり打席に梅野登場。
ベンチから藤浪が出てきて投球練習をし始めた…同点なら藤浪を回跨ぎで投げさせてスアレス温存だった…嫌な予感がした。
9回裏に藤浪が簡単に先頭打者を歩かせて、目が血走った楽天の打者に気押されして梅野がジャンプしても届かない様な暴投でサヨナラ負けかとテレビの前で無震いしたが、広島の勝ち数が18でスアレスのセーブ数が20と酷使しているので同点では出せない気持ちもよく判る。
梅野は2ナッシングに追い込まれた…2アウト、2ストライクで、流石の俺も「良くて引き分け」と覚悟した。
しかし梅野は、まるで全盛期の赤星を思わせるファールの粘り打ちで四球を選んで出塁…勝負はここからだった!
打順はトップに戻って好調の近本。
梅野は走らないと見せかけて捕手が捕球した一瞬の隙にディレードスチールを敢行!
慌てた捕手はセカンドベース上に投げたが、野手のベースカバーが遅れボールはセンターへ転がり、それを見た梅野は3塁まで走った。
2アウトランナー無しが、一瞬で2アウト3塁になった!
解説の藤川球児氏が「ランナーが3塁にいると捕手の後逸を恐れて低めに投げ辛い」と梅野の走塁を褒めた。
目がうつろになった楽天の守護神の松井の球を近本が一閃、タイムリー3ベースヒットを放つと、さっきまで投球練習をしていた藤浪がいつの間にか居なくなり、9回裏にスアレスがノシノシとマウンドに登場。
勝ちに等しい引き分けを99.99%手中に収めたと確信した楽天だったが、スアレスから得点することは出来なかった。
セリーグとパリーグの首位チーム同士の戦いは阪神の3タテに終わった。
これは3連敗も覚悟していただけに、ちょっとした癌とかなら自然治癒する程の嬉しさだ!
もそこの試合で負けていれば、ペナント再開の金曜日まで梅雨の湿気の中を陰鬱な気分で過ごさなければならなかった…ありがとう梅野!近本!
阪神は6連勝、貯金20で交流戦を終えた。
今年の交流戦はセリーグが健闘した。
交流戦を終えて、俺のイメージでは今年の阪神が戦ったパリーグのチームで一番強かったのはオリックスだと思う。
次は聖地甲子園で交流戦で負け越した巨人との対戦だが、また初戦から西で躓かなきゃならないのかと思うと憂鬱なのだ。
2021-06-13 23:45