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2021 MotoGP第3戦ポルトガルGP [モータースポーツ]

クアルタラロPP




MOTO-GPがヨーロッパに戻ってきた!

よく考えればポルトガルは室町時代に種子島にポルトガル船が漂着して鉄砲が伝わるなど、日本と深い歴史がある国で、確か天ぷらもポルトガルから伝わったモノだった気がする。

そしてマルク・マルケスが帰ってきた。

長期ブランクのマルケス兄は、予想はしていたが予選前からいきなり速かったが、それ以外のライダーは相変わらず下位に沈むいつもの光景だった。

アップダウンとコーナーが続くコースなので、ドゥカティは不利かと思ったが、開幕からの好調を維持、スズキ、ヤマハ勢の好調も目立った。

そして前戦からの好調を維持しているクアルタラロがポールをゲットした。


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決勝はドライで路面温度やや高めでスタート、ドゥカティサテライトのザルコが圧倒的パワーを生かしてホールショット、2番手にスズキのリンス、3番手が6番グリッドのマルケス兄が飛び出した。

トップ集団で先頭を追うマルケスは、2周目に前を走るミルの後輪に接触すると、その後はジリジリ後退していった。

先頭集団はトップのザルコに2台のスズキとクアルタラロとなり、レース中盤にはクアルタラロがトップに躍り出ファステストラップを重ねて後続を引き離しに掛かる。

トップを懸命に追っていたリンスが転倒リタイア、ザルコも転倒してクアルタラロの独走となりゴール、2位にバニャイア、3位は昨年チャンピオンのミル、4位にモルビデリ、注目のマルケス兄はホンダ最上位の7位フィニッシュだった。

優勝したクアルタラロは、まるでロレンソの様に無理のないスムーズな走りだった。

これはひょっとすると新しいチャンピオンの誕生かもと思うような、安定した強い走りだった。

マルケス兄は、まだ体力が持たないのかなと思った。

ただ、リハビリにしては過酷なコースで、自分を見失わないで冷静にゴールしたのは流石だった。

一方、最近は話題にすらならないロッシは、今回も転倒リタイアに終わった。

ロッシは去年辺りからマシンセッティングが決まってタイムが出だすと、転倒が続いている。

中島悟氏がF1でデビューした時、既に全盛期を過ぎていたのでロータス・ホンダのターボエンジンをフルスロットルに踏み込むスタミナが無かった。

それと同じで、ドクターもスピードと集中力のスタミナが限界に来ているのかも。

次はスタミナ的には身体に優しいへレスなので、ロッシやマルケス兄も前に出てくると思う。

次戦も俺たちのクアルタラロを全力で応援なのだ。