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ギターアンプの特性 [ギターの話題]

入力編



ギターに関しては、最近はコロナということもあって自宅で気が向けば弾く程度。

自宅ギター環境は、少し前から贅沢指向でプリアンプを引っ張り出している。

ROCKTRONのVooDu Valveはマルチエフェクター内蔵で便利なんだけど、ギターからスイッチャーで切り替えてROCKTRONのPIRANHAも鳴らしている。

リアルアンプのPIRANHAの方が抜けがよいというか、音が前にドンと出る。

とりあえず2発のプリアンプで色んなギターを鳴らしているんだけど、最近ある事に気がついた。

ずっとデジタル系のマルチエフェクターを使ってきたが、PIRANHAでハムバッカーピックアップ搭載のギターを鳴らすとブーミーな音になる。

太い弦の音が濁るというかブーミーになって、シャープに切れない。

最初はプリアンプのマスターを下げて歪みを押さえていたが、何か違う…使い方を間違っている気がした。

それで「あ!」と灯台下暗しな事に気がついた…プリアンプの入力ゲインだ。

Input Driveって書いてあるけど、恐らくこいつが入力調整だと思う。


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シングルコイルピックアップのギターとかと差し替えて弾いて、シングルはピシャッと良い感じで決まるのにハムバッカーはボワボワでダメだったが、出力が違った!

長くデジタルのマルチエフェクターを使っていたので、入力の調整はインジケーターで確認していたがエフェクターを搭載していないPIRANHAには付いていない。

少しインプットのレベルを下げると…ハムバッカーでもシャキッと切れた!

PIRANHAは真空管に倍の電圧を掛けて歪を増しているらしいので、入力に敏感なのかも。

入力ゲインの見落としで「PIRANHAくんとハンバッカーは相性が悪い」と、ずっとシングルのギターを弾いていたが、ハムバッカーもいけそうなので久しぶりにレッド君を弾いている。


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最近はシングルの音を追求していたが、こうなってくるとハムバッカーの音も捨てがたいのだ。