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MOTO-GP2021 カタールテスト [モータースポーツ]

ヤマハ好調




いよいよMOTO-GPのテストが始まった。

ヤマハ勢が好調で、新フレームを試したクアルタラロが乗れている。

今年はワークスから参戦なので期待できると思うので、今年はクアルタラロを応援しようと思う。

ドゥカティもサテライトから昇格したミラーが速い。

テストだからタイムや順位は関係ないけど、ヤマハとドゥカティは出だし好調。

ホンダもエスパルガロが良い感じで、去年のホンダにはならなさそうで一安心。

問題はマルク・マルケス。

コーナーで限界を超えてマシンが倒れても肘で起き上がる、魔法のようなマルク・マルケスの走行は自然現象では起きえない電子制御を使いこなした彼にしか出来ない走りだった。

ホンダはマルク・マルケスに特化したチームだったけど、去年マルケス不在で今年のマシンがどう仕上がるのか興味津々。

そしていよいよ開幕戦カタールGPのエントリーリストにマルケスの名前が登場した。

マルケスの異次元の走りは、予選やフリー走行で転倒する事で限界点を探るという無茶な方法で成り立っていた。

これは非常に危険だけど、天才マルケスは転けるのも上手で大きな怪我は無かった。

ただ、俺は「運が良いだけでいつか大怪我をする」と思っていた…あの天才アイルトン・セナも超高速からウォールに激突で停止という物理法則には抗えなかった。

問題は、怪我でGP史でも稀な長期ブランクを作ったマルケスが、再び大怪我を負う可能性がある「転けて限界点を探る」走りを再開出来るか?だと思う。

怪我前の誰にも真似出来ない「迷いのない無謀な試み」が復活すれば、再びマルケスの記録的な快進撃が続くだろう。

ロッシやロレンソは大きな怪我で走りが変わった…致命的な大怪我を克服したライダーはミック・ドゥーハン位しか知らない。

マルケスが復帰するときは「勝てる状態」だと判断した時だと思うが、問題は身体が覚えている事故の記憶だと思う。

GP史上最強のマルケスは、どうやって怪我の記憶を克服するのだろうか。

大天才は凡人の想像では計れないのか?それともマルケスも人の子なのか?

今年のマルケスに興味津々なのだ。