ギター研究

あるべき姿




最近自宅でギターを弾いている。





最近気に入っているギターはシングルコイルのストラトなんだけど、シングルコイルの基本的な音が判らなくなってきた。

ハンバッカーの音はある程度自分の中に「こうあるべき」という基準があるが、圧倒的に経験値の少ないシングルに関しては皆無に近い。

俺は初心者の頃からストラトを弾いているが、すぐにリアピックアップにパワー不足を感じてDIMARZIOの「FAT-STRAT」に交換したが、バンドでライブをやるようになるとシングルの音が細く感じてDIMARZIOの「Super Distortion」に交換し、これ以降は殆どハンバッカー搭載のギターを弾いている。

ストラトのリアピックアップだけでもフェンダーUSAノーマル→DIMARZIO「FAT-STRAT」→DIMARZIO「Super Distortion」→DIMARZIO「Super 2」→Bill Lawrence 「L-90」→SEYMOUR DUNCAN「Hot Rails」→EMG「85」とか、他にも色々取り替えたけど、最近はSEYMOUR DUNCANの「Little Screamin' Demon」に落ち着いていた。

しかし、今回のコロナ長期ブランクによるギターサウンド嗜好の初期化により、予期せぬ「シングルかシックリ来る」体質に変異してしまい、リアがDIMARZIOのHS-3、センターがDIMARZIOのHS-4、フロントがSEYMOUR DUNCANのYJM FURY搭載のストラトが気に入っている。

初心者の頃からピックアップのパワー感が足りない事との戦いだったのが、最近は「そんなにあっても困ります」と真逆に変わってしまった。

ハンバッカー搭載のギターに持ち替えて、再びシングルに戻すとパワー感の足り無さを感じるが、数秒で消えてしまう。

そうなってくると、シングルで良い音とは何だ？という事になる。

順当なところではスティーヴィー・レイ・ヴォーン、ジェフ・ベック、リッチー・ブラックモア御大かな。

少しシングルストラトの本来あるべき姿を研究するのだ。