奈良の鹿さん殺される

死刑！




最近はガースージュニアと総務官僚の収賄事件とか、愛知県知事リコール署名不正事件などが世間を賑わしているが、そんなくだらない小物事件とは比較にならない超特大級の腹立たしい事件が奈良で起きた！

なんと奈良の鹿さんが殺されてしまった。

犯人は三重県の23歳のとび職の男で、奈良県警が文化財保護法違反の疑いで逮捕した。

シカは頭に5.4センチの傷があり、一部は脳まで達していたそうで、鋭利かつ厚みのある刃物でできた傷で、死因は失血死。

犯人はおのでシカの頭を力いっぱい切り付けたと供述しているが、何故か凶器のおのは見つかっていない。

奈良の鹿は国の天然記念物なので文化財保護法違反なんだろうけど、コレって銃刀法違反じゃないのか？

また、犯人は「体当たりしてきたシカと、切り付けたシカは別だと説明している」が、発言が意味不明なので薬物を使用している可能性も含め、奈良県警はこいつを徹底的に追求して欲しい。

しかし何故三重のDQN現場作業員みたいなのが、興福寺や東大寺などの国宝が建ち並ぶ世界遺産の奈良公園に、一体何の用があって刃物を振り回しながらウロチョロしていたのか？が判らない。

奈良公園の一部は春日大社の境内で、奈良公園の鹿は神の使いとして古くから手厚く保護されてきた。

昔は奈良の鹿を殺すと死刑だった。

興福寺略年代記によれば、江戸時代には神鹿を殺害したとして、縄でくくられた上で興福寺周囲の塀を馬で一周させられた後に斬首処刑され、家族は連座で家屋を破壊され追放された記録があるが、これは今回の犯人にもそのまま適用すべきだと思う。

いずれにせよ、神の使いを殺した奴には天罰が下るのだ。