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ギターのネック [ギターの話題]

弾きやすさに大きく関係







弾きにくいギターだと弾かなくなるし、弾きやすいギターは疲れないので上達も早い。

幾ら豪華な機材やアンプがあっても、肝心のギターの弾きががダメならどうしようもないので初心者ほど弾きやすいギターが必要なんだけど、知識がないのでどれが弾きやすいか解らない。

単純に弾きやすいギターは、形状と重量だと思う。

持っても収まりの悪いギターは練習で弾くのも大変だし、激重ギターも疲れる。

楽器は自分の身体にフィットする事が重要だと思う。

俺は持った時のバランスが良いストラトが好きだけど、見た目は同じに見えるがストラトにも色々あって、ネックの形状も色々ある。

昔、リッチー・ブラックモアの大信者の知り合いが持っていた、アニバーサリーとかいう御大が広告で持っていた銀色のストラトを弾かせて貰った事があるが、ネックが極太で弾けたものでは無かった。

俺も、最初に弾いたストラトは、初代ネックのフレットがすり減ってガタガタになり、22フレットのネックに交換したが、それが極太ネックだった。

当時の俺には、ネックに太い細いの種類がある事や、それが弾きやすさに関係しているなんて知識が無く、「22フレット」が全てだった。

「これで1弦22フレットのチョーキングでEの音が出しやすくなる」しか無かった。

しかし、ある時バンド仲間から「音が出ない」という理由で5千円で売って貰ったSQUIERのストラトの細いネックを握った時に衝撃が走った!

余りの弾きやすさに驚いた!

その瞬間からSQUIERが俺のメインギターに昇格した…時代劇でよく「魔剣」というのが出てくるが、当時の俺にはそんな感じだった。


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ただ、必ずしも細いネックが弾きやすいのでは無い。

形状とか、幅や厚みなどで好き嫌いが別れるし、フレットのアールや高さなども超重要。

ギターは音も重要な問題だけど、ネックの太さもギターの音に大きく関係していて、太いネックは太い音が出る…だてに極太ネックのギターが作られているわけではない。

自分にあったネックに出会う事が大事だと思うのだ。