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引力の影響 [日々のあれこれ]

想像以上に凄い





太陽系の惑星って、実際にはどれくらいの距離感覚で並んでいるのか。

太陽は直径が約140万キロメートルあるが、それを縮めて太陽から地球までの距離を250メートル位にすると、地球は直径2センチの大きさになってしまう。

2センチのモノが250メートル離れていても、引力の影響を滅茶苦茶受けまくっている。

引力とはなにか?

例えばガス惑星って何だ?となると、我々の地球の様な岩石惑星に暮らしているとイマイチ想像がつかない。

高い山の山頂で空のペットボトルに栓をしてから下山すると、ペットボトルが重力で萎む。

山から降りただけで、それだけの力がペットボトルにかかるけど、地球より遥かに巨大な木星や土星は表面に何かを置いても、ガス惑星の中心に向かって落下している過程で重力の力で溶けてガス化してしまう。

数百メートルの差でペットボトルに影響が出るのに、半径が60万キロの土星の重力なんて、ダイヤモンドが液化して最後は気体になる程凄まじいらしい。

つまり、大きな星は重力が凄すぎて固体で存在できないのでガス状になる。

もちろん土星も最初は岩石や氷が集まった状態から大きくなっていき、やがて82個の衛星を引き連れる巨大ガス惑星になった。

そんな土星も太陽の周りを回っている。

引力って不思議なのだ。