阪神-巨人 20.11/10

1敗




今年最後の巨人戦。

極寒ナイターの聖地甲子園は藤川球児の引退試合だった。

しかし青柳がめった打ちにあって、藤川のラストは負け試合での登板となった。

掛布さんの解説で観ていたが、3人目の打者との対戦時には息が上がっていたので、普通の試合であれば蜂の巣にされていたと思う。

最後の藤川の引退は、正しいと思った。

藤川といえば、ドンデンが監督時代のJ-F-Kだけど、俺は何故かウイリアムスと久保田の印象が大きい。

デビュー当時は先発してもスタミナが無くて打たれていたが、一回限定の中継ぎで成功した。

全盛期は、独特の2本指でかかる強烈なスピンで、打者から見ると直球がホップする感じになってバットがボールの下で空振りした。

オールスターだったか良く覚えていないが、相手打者…たしか西武の外国人と日ハム時代のガッツ小笠原に「投げる球種はストレート」と予告して三振を奪ったのは圧巻だった。

しかし、次第にストレートの輝きにかげりが見えてきた頃に、メジャーに出て行った。

阪神からすれば、抑えのエースをそう簡単に外せなかったので理想的な流れだった。

去年は、久しぶりに球が走って往年の球児復活みたいな感じになり、下手すれば今年は球児が抑えをやるの？と…年齢を考えると不安だった所にスアレスがピタッとはまってくれた。

試合終了後、球児の引退セレモニーが始まった。

録画しながら見ていたんだけど、安倍前総理やガースーではないが、書いたモノを噛みながら丸読みするだけなので、何を言っているのか頭に入ってこない。

余りにも話が長すぎて、５ちゃんの実況板を見ると現地の人から「寒いので帰りたい」という悲鳴続出でチャンネルを変えた。

田舎の結婚式じゃ無いんだから、サッと短時間で纏めないと。

感動で身体がポッカポカだったのに、後が長すぎて湯冷めしたのだ。