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コロナで変わっている事 [日々のあれこれ]

期待できない未来[バッド(下向き矢印)]




光浦靖子さんのコラムが共感を呼んでいる。

自分の姿を赤裸々に綴っておられるのを読んで考えさせられた。

アラフィフの年齢になると、若い頃に決めた歩む道の「歩まなかったもう一つの道」を振り返る年頃なのかな?と思うと同時に、コロナで渡米を断念された光浦さんの不運に胸が痛んだ。

今、ネットなどではコロナで生活危機に陥った人たちの切迫した悲鳴を見聞きする事が多い。

例えば光浦さんと同じ「独身女性」でも・・・

新聞で紹介されていた40代のフリーランスの独身女性は…非正規雇用の仕事をダブルワークしていたが、コロナ感染が拡大した3月に派遣会社から次の契約更新は無いと雇い止め、アルバイトの方も2ヶ月の休業となり、一人暮らしの部屋の家賃は6万円、月末にはクレジットカードの請求もある為、給料の一部を前払いで受け取っていたので貯金はほぼ0、収入が止まってしまって即家計危機に直面した。
緊急小口資金借り入れの手続きでなんとか凌いでいたが、秋には部屋の更新で臨時出費、国民保険料の過去の滞納分の分割払い、来年5月には借りていた緊急小口資金の返済が待っている。

…こんな感じで、コロナのせいで一瞬先は地獄というサバイバルでマッタナシな悩みを抱えている人もいる。

ではコロナで日本全体の景気が悪いのか?といえば東京のベイエリアなどは、少し前は中国人のお金持ちが高級タワーマンションを買いあさっていたのがコロナでどうなるのか?と心配されたが、今は日本人が買っていて…高級物件が飛ぶように売れまくっているらしい。

そういえば「この時期に行く奴がいるのか?」と心配されたGoToトラベルキャンペーンも、高級ホテルから順番に予約が殺到して一斉に条件の見直しが発表されている。

確かに、うちの近所も立派な一戸建ての建設ラッシュで、連休などは道路も新型高級ミニバンの大渋滞で、不況感は全く無い。

今時は普通に暮らす人も貧困者も同じような格好をしているから見分けるのが難しかったが、コロナ以降は社会で見えにくかったモノのコントラストがハッキリしてきたと思う。

ただ今現在もコロナは増殖し続けているので、今笑っている人もこの先どうなるか?は判らない。

次にコロナは何を変えるんだろうか?

若いタレントさんが次々自殺しているのも気になる。

お先真っ暗な事が多くて不安なのだ。