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地球温暖化 [日々のあれこれ]

何が原因か[どんっ(衝撃)]


当ブログの昨日の記事でホンダF1撤退の件を書いたが、車の動力がガソリンエンジンから電気モーターに移行しつつある。

その理由は、俺なんかは後進国も含め地球全土に自動車が行き渡れば、新たに車を買わせるための「レコードが行き渡ればCDとか、ビデオテープが行き渡ればDVD」みたいな仕様変更作戦かなと思うが、「車の排ガスが地球環境に及ぼす影響」という事らしい。

果たして、人類が出している二酸化炭素を筆頭とするガスは、地球環境に影響を与えているんだろうか?

温暖化の星といえば、殆ど太陽との距離や大きさが地球と変わらない金星で、大気の殆どが二酸化炭素なので激しい温暖化で地表の気温は460℃で、風速100m/sの「スーパーローテーション」という強い風が吹き荒れている。

何故地球が金星の様な灼熱地獄にならなかったのは水があるからで、地球の二酸化炭素は海から蒸発した蒸気が雲になり大陸に降り注いだ時の雨水に取り込まれている。

大陸に降る二酸化炭素を含んだ酸性の雨水は、川底や岩を溶かしミネラル分を海に運び、貝などの栄養分となり、海底に積もった貝殻はやがて石灰になる…つまり、地球では二酸化炭素を海底の石灰に閉じこめている。

地球は一度二酸化炭素が減り全表面が氷りで包まれた「アイスボール」の時期があったが、その時極寒の地球を救ったのは火山の噴火から出た二酸化炭素が引き起こす温暖化だった。

だから温暖化は絶対悪ではない…むしろ地球誕生から現在までの経緯をみれば、南極と北極の両極地に氷がある方がレアなケースで、極地の氷が全て消えている時期も恐竜達は繁栄していた。

地球温暖化の原因は、二酸化炭素だけでは無い。

地球は太陽の周りを回っているが、それは完全な円では無く木星などの引力の影響を受けて楕円を描いているので、太陽に近い時期と太陽から遠ざかる時で太陽から受ける日射量にかなりの差があったり、地軸の傾きの周期的変化や、地球が自転する自転軸も傾いていて地球の気候に影響を与えており、そういうのをひっくるめたのを「ミランコビッチ・サイクル」という…つまり二酸化炭素抜きでも、地球は寒くなったり温かくなったりを繰り返している。

大気の二酸化炭素の量と地球の気候の関係は、二酸化炭素が少ない時期は南極と北極が凍り、二酸化炭素が多いと両極地は凍っていない事が判っているて、北極圏が広大な森で覆われていた5600万年前の二酸化炭素の量は現在の4倍もあった。

だから怖いのは、何万年もかけて大気の状態が変わる事より、人類が産業革命から現在までの短期間で急激に二酸化炭素を増やした事による異変だと思う。

例えば急激な気温の上昇で夏が灼熱の猛暑となり全地球の農作物がその暑さに対応できずに枯れてしまえば、高熱に対応可出来る様に改良するまでの間、備蓄している食料で食いつなげるだろうか?

俺は無理だと思う…特に自給率の低い日本の食料は輸入に頼っているので、数ヶ月前のマスク不足騒動の様に外国から輸入できないと即アウトだと思う。

人口と食料の問題は「一瞬で滅ぶ」危うさの上に奇跡的な均衡を保っているだけだと思う。

今頃二酸化炭素を減らそうとしても手遅れというか、人類滅亡は目の前に来ている…そんな気がするのだ。