ヤクルト-阪神 20.09/25～27

1勝2敗



阪神は選手とスタッフ計7人の新型コロナウイルス感染が判明し、濃厚接触者を含む10選手が25日に登録抹消となり、2軍から9人が1軍へ緊急昇格となった。

可哀想な2軍は17人で試合をしている。

ただ、アレコレ言う人も多いが、俺は当該選手達の軽率の誹りな件はさておき、災い転じて良かったと思っている。

どう考えても首位巨人との差は、スピリチュアルな精神論を鼓舞して追いつける数字ではない。

それより突然のコロナ感染で、先発より中継ぎが合っていると思っていた藤浪も良さそうだし、原口や小幡も良いし、日本プロ野球界のレジェンドだけに使い道に困っていた福留もこれで引退になりそうだし、色々2軍でくすぶっていた選手をシャッフル出来て適材適所になりつつあるのは思わぬ収穫だと思う。

今回の騒動が無ければここまで思い切った布陣は無理だった。

しかし、阪神戦となるとヤクルトの選手の目つきが激変するね！

全員が集中して、容赦ない全力プレーの連続…頼むから、その姿勢を巨人戦でも見せてくれと言いたい！

そして2戦目、俺はBSの古田さんの解説で観ていたが、微妙な判定でビデオ判定待ちの時にバックネット裏の記者席にいた記者がセーフだとネクストにいた近本に伝え、近本は近寄ってきた井上コーチにその事を伝えた…これは明らかなルール違反だ。

その様子を見ていた審判が、選手交代を告げに来た矢野に伝えたところ、短気な矢野が激高して試合が中断した。

自分たちが疑われる事をしたと判っている井上コーチが割って入るが、振りかざした手を下ろす先が見つからない矢野は大阪のオバチャン丸出しで大声で逆ギレを続行。

結果、キレた奴の勝ちみたいな状況まで押し切った…コロナ騒動でメチャクチャになってしまって気の毒だが、こういう時こそ落ち着くのが監督じゃないのか？

つくづく矢野は監督の適正が無いなと、阪神ファンとして恥ずかしかったのだ。