タイムスリップな気分

テープの断片

暑くてバテバテなんだけど、とりあえずDTM専用PCを起動させてみた。

前回本格的に使ったのは「オープンリールテープのデジタル化」の時で、8トラック同時録音を終了したままの状態なので、整理する事から始めた。

すると、あるテープでテープに録音されている曲が終了した後、その前に録音していた曲の最後の部分が消えずに残っている事に気がついた。

聴いてみると、それは仲間のバンド「Iron Steel」のデモテープだった。

いつの録音だろうか…1990年代だと思う。

Iron Steelは池袋のペンタでリハをやっていたが、デモを録音したのは東部東上線の東武練馬駅の近くにあったスタジオだった…と思う。

確か、録音用のブースみたいなのが付いたスタジオに8トラを持ち込んだんだと思う…ボーカルマイクの前に張るネットは、俺が「看護師さんがはいている様な白いパンストじゃないとダメ！」と言ったらコンドーさんが買ってきた。

メンバーはリーダーでギタボのコンドーさん、リードギターが俺の弟子のヒロミチ、ドラムがイカリくんで、ベースが俺。

どういう経緯で彼等とテープを回す事になったのか？は、今となっては思い出せないが、このとき仲間内の女の子から借りたベースが気に入って、何かの時に再び借りたところ「そんなに気に入っているなら」と貰ったのが、今の俺のメインベース。

Iron Steelのデモテープのマスターは俺が持っているはずで、発掘途中だけど「テープの発掘～デジタル化」を続けていればいずれ出てくると思うが、今回は破片だけどオリジナルのテープが出てきた。

早速、トラックを整理してTDしてみる。

デモテープ制作時は、俺が当時住んでいた部屋でアナログのミキサーを使ってTDしたんだと思うが、30年近く経った今回はデジタル・オーディオ・ワークステーションでのトラックダウンだ。

曲名も判らないが、ナントナクそういう曲があった事はうっすらと覚えている。

という事で、コンドーさんの雄叫びを聞いていただく！！


Iron Steel


90年代に戻ったというか、タイムスリップした気分なのだ。