2020 インディー500

琢磨優勝！




今年はコロナの影響で季節感が無くなっている。

毎年F1がモナコになるとインディー500なのに、今年はモータースポーツ全体がコロナに翻弄されている。

インディー500も、開催まで相当大変だったみたいで、結果無観客で行われたが最後まで観客を入れる事が検討されていたらしい。

レースは予選時から佐藤選手の好調が伝えられていて、順当に行けば2度目の優勝もあるという事で凄く期待していた。




世界のトップカテゴリーで活躍した日本人ドライバーは沢山いるが、トップは間違いなく佐藤琢磨だと思う。

まぐれでは無く、2度インディー500を戴冠した事で、それが証明された。

偉いよ佐藤琢磨は…国民賞だと思う。

琢磨選手も年齢が43才だから、難しいかと思っていたが走りは全く劣化していない…これはもう化け物というか、アイルトン・セナ同様、真の天才なんだと思う。

琢磨選手は速さに関しては少し無謀な「死と隣り合わせ」みたいなギリギリ感があったけど、今年のインディーを観ていると速さに加えレースの駆け引きを身につけていた。

変な話だけど、安心してみていられたし、ゴールした時は「当たり前」だと思った。

日本から世界を夢見て旅立った冒険野郎が、アメリカで一番速くなった。

コロナで陰鬱となっている日本に元気を与えてくれた琢磨選手に感謝なのだ。