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セミの声 [日記]

それでも地球は回る[雨]



今年は久しぶりに本格的な梅雨で、凄まじい湿度の中を歩いているとどこからともなく蝉の鳴き声が聞こえてきた。

今年になって初めてで、真夏にやかましく鳴きまくるセミでは無く、もっと大人しい種類だった。

歩きながら、我々人類はコロナで右往左往しているが、それでも自然はキッチリ歩み続けているんだなと思った。

道ばたには草花が色鮮やかに咲いていて、木々は青々とした葉を広げている。

人類が地球上から消滅しても、セミも植物たちは何も変わらずに今と同じサイクルを繰り返すんだろうなと、人が居なくなって絶滅寸前だったオオカミやヘラジカなどの野生動物が戻ってきているチェルノブイリの街の様子が頭に浮かんだ。

今人類がコロナ疫病によって滅べば、次は何が地球を支配するんだろうか?

カンブリア紀はアノマロカリス~巨大魚~魚が陸上に上がって、最近では単弓類と呼ぶディメトロドンの様な哺乳類型爬虫類~大絶滅を挟んだ恐竜時代~ガストルニスの様な巨大な飛べない鳥~人類と続いてきたが、次は何だ?

地球が温暖化しているのは、人類が多量に出す二酸化炭素が原因だけでないとすれば、このまま温暖化が進んで一年を通じて真夏って感じになればは虫類が盛り返すかも。

ワニは中生代三畳紀から約2億年間生息している生きる化石で、最初から現在まで殆ど形を変えていないので並大抵の事では滅ばないと思う。

日本の生物は陸封されてガラパゴス化するだろう。

人類が滅んで数億年後の地球を見てみたいのだ。