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昭和の良さ [日々のあれこれ]

デジタルで残す[あせあせ(飛び散る汗)]


職場のTさんは、俺にとっては珍しい兄貴的存在だ。

俺の場合、どういうわけか周囲にいる親しい人達は年下が多いので、必然的に俺がリーダー的存在にならざるをえない。

なので、最近は相手が自分より年下と知っていても、年齢などをハッキリ答えず同年代という形で付き合うことが多い。

こういう付き合い方は一昔前は難しかったが、最近は個人情報というバリアが社会に定着しているので、お互いの細かい事を詮索しない空気が当たり前になっている。

だから何年も付き合っているバンドのメンバー達でも連絡先はメールアドレスのみで、本名とかどこに住んでいるのかも知らない事が普通になりつつある。

ただ職場となれば、もう少し突っ込んだ情報があって年齢や学歴はお互い判っている。

Tさんとは昔、同じ時代を共有した頃の話をする事が多い。

最近も昭和の頃のサブカルやアンダーグランドな話題で盛り上がった。

俺は昭和生まれだからかもしれないが、昭和~平成初期辺りまでが凄くシックリ来る。

音楽も、車やバイクも、楽器も70~80年代がフィットする。

だから今シャカリキになっているアナログもののデジタル化も、ひょっとするとこの先の俺が必要としているからなのかもと思うようになった。

テレビなどはもちろん、ナンデモアリで自由だったのがAIによる監視で急速にテレビ化しているインターネットなどが見るに堪えなくなった時、残りの人生で退屈しない為に行っているのかも。

昭和が今より断然面白かった様に、未来が現在より面白い時代になるとは思えない。

貧富の格差は広がる一方で、明るく笑っているのは悪事を働く特権階級の上級国民か、世襲して貴族の様に振る舞う芸能人だけだ…こいつ等全員が今すぐ消え去っても誰も困らない。

アナログもののデジタル化は凄く面倒な作業だけど、これから先に凄く役に立ちそうなのだ。