夏フェス中止

寂しくなる


ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2020の中止が決定した。

8月のブッキングが今キャンセルになるという事は、他のイベントもそれに続くだろうし第２波が来ると言われている秋～冬もダメだと思う。

CDなどが消えゆく中で、音楽業界は生き残る為に物販販売からライブへ大きく舵取りをしていた中でのコロナ騒動…こうなってくると来年まで自粛で生き残れるのか？という感じになってきた。

中止は残念だけど、むしろイベントを強行したときの批判の方が凄いだろう。

コロナ騒動で大勢集まるイベントに対するイメージが変わった。

新型コロナが死滅せずに我々と付き合っていく事になれば、原則となっている「3密」を避ける流れは日常になるだろうから、音楽だけで無く大勢の観客が密集するイベントは全て過去の遺物になるかも。

でも、コロナ前から外タレのチケットの値段なんかを考えると、気軽に見に行こうかなと思えない額だったと思う。

最近ネットなどでライブハウスやミュージシャン達を救う運動みたいなのを見かけるが、報道などによるとコロナ的にはむしろこれから来る第２波からが本番らしいので、現時点で既にヘロヘロになっている様なのは救済しても延命にしかならず、滅びるのは時間の問題ではないだろうか。

また人々の気持ちがコロナ疲れからギスギスしてきて、ミュージシャンへの視線も「自分で選んだ道で面白可笑しくやってたんだから全て自己責任」という冷たい声も増えているらしいが、非常事態になれば生活必需品が優先されて、嗜好品の音楽などは後回しになるのは自明かも。

コロナのせいで色々寂しくなるのだ。