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宅録トラックダウン編 [DTM研究会]

完成へ[るんるん]


今回のDTM再始動もいよいよ最終段階で、トラックダウン(以下TD)を行った。

今回の課題曲は俺にも懐かしいSHOW-YAの曲で、「私は嵐」は当時はマクラーレンに加入したアイルトン・セナが、まだアラン・プロストと険悪な関係になる前で、2人が登場するスポンサー石油メーカーのCMでこの曲が使われていた、俺には良い想い出しか無い曲。

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今回はROCKTRONのデジタルプリアンプ「VooDu Valve」の音を紹介しようと、私は嵐のイントロリフだけを録音する予定だったが途中から楽しくなってきて、そのままエンディングまでやりたくなったので、課題曲を忠実にコピーしたのでは無くどのパートもナンチャッテ耳コピーで適当に弾いている。

特にギターは車いす状態のリハビリ期間中に加え、弦やピックにも慣れていないのでギターサウンドさえ伝われば良いって感じで弾いている…特に超小さいのに3ミリ厚のピックで弾くのは辛かった。

あと、ボーカルのミクさんは、最近色々出ているものでは無く、普通のミクを使っている…一時期最近のバージョンにアップデートしたが気に入らなかったので元に戻した。


さて、トラックダウン行程ではイントロのギターリフだけはレフト側のギターを少しセンターよりに持ってきてリバーブをかけているが、その後はエフェクト関係はドライで2本のギターを完全に左右に振り分けている。

DTM用のオーディオインターフェイスで無く、普通のPCで聴くとアッテネーターが掛かってしまってイントロの単独のギターがデカくなったり不自然に聞こえるけど、オリジナルはゲインは変えていない。

あと音の抜けのテストで、全パート「奥に引っ込めたり、広げたり膨らましたりしたい音」以外は、極力エフェクトはドライ方向にしてみた。

バンドのTDと違って、全トラック自分が入れたのでやり易さが桁外れに違う…比較にならないほど楽。

これで全パートの演奏~録音の手順を確認できたので、我がDTM研究会としては楽に先に進むことが出来そうで嬉しい…これまでDTMといえばバンドの音源制作が中心で、その時の凄く大変だったイメージがこびりついていたが、時間が経ったからか「DTMは大変」という印象は薄れていて安心した。

特に今回はギターの音を新たに確立出来たのは収穫だった…この音は、これまでの俺なら絶対に選ばない音。

俺は音さえ気に入れば何を使っても気にならなかったが、最近知り合った凄腕ギタリストさんが「歪みだけは真空管で無いとダメだと拘ってます」という言葉にナントナク感銘を受けてしまったのも影響していると思う。

また、一般的なDTMでのギター録音である「インターフェイスにギターを直で録音して、後でPC内のギターアンプを使って音を作る」方法にも限界を感じていた…何かが足りないというかシックリ来ない。

なので、今回試した「プリアンプ+スピーカーシミュレーター」の、PCをMTR的に使う旧来の録音方法も全然使えると思った。

今回の課題曲が俺のオリジナル曲なら鍵盤パートなどはもっと凝ったと思うが、今回は聞こえやすい部分だけで他は省略している…例えばギターソロのバックで厚みを出すために隠し味的に使っているオルガンなどは省いている。

トラック数的には、かなり少なくなっているが…少なくなれば簡単になるというモノでも無かった。

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緊急事態宣言で自宅に引きこもっている皆さん!部屋で退屈しているならDTMがお奨めです!

SHOW-YA私は嵐

全部自分1人で完結する自宅での音源制作は珠玉の時間なのだ。