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宅録ギター編 [DTM研究会]

プレキシ・サウンドへの挑戦[あせあせ(飛び散る汗)]


ここ数日、コロナ騒動で自宅ひきこもり退屈対策の一環としてDTMに着手しているが、いよいよギター録音となった。

そもそも今回のDTMの目的は、俺が最近再開したギターのリハビリと、最近引っ張り出したROCKTRONのVooDu Valveの音の紹介だった。

最初はクリックとギターのリフだけにしようと思っていたが、コロナ自粛で時間が出来たので課題曲を演奏することにした。

自分の曲で無くても、まともに1曲録音するとなると思い出せないほど昔になる。

とりあえずソニックブルーのストラトを使うことにした。

ピックアップはブリッジ側のみ使用で、SEYMOUR DUNCANの「Little Screamin' Demon」…これは好き嫌いが別れるピックアップだと思う。

忖度無しの気むずかしい性格で、パワーも大きくなくクリーンには全く向かない音だが、歪ませると高域の音抜けが良くザクザクした音が気に入ってる。

ギターからVooDu Valveに直で入れて、ステレオアウトの1つをモニター用ミキサーに、もう1つをPCのインターフェイスに差し込んだ。

本来ならギターをPC直で入れて、後処理でPC内のモデリングアンプを使うんだろうけど、VooDu Valveの紹介なのでベース同様「かけ録り」で録音した。

久しぶりにもう1本ギターを入れてダブルにしてみた。

ダブルも、以前はディレイで作ったりした事もあったが、機械で作るよりもう一本ギターを入れた方が厚みは出る。

年末恒例のベートーヴェンの第九とかママさんコーラス隊を使うけど、本来ならコーラスも音大出の本格的な人達を使えば良いと思うだろうけど、歌い方がバラバラで音程も怪しいから「厚み」が出る…エフェクターのコーラスもわざと音程をずらしている。

昔、世良純子さんとやっていた頃、厚みが欲しい箇所でボーカルをダブルで入れようとしたが、天才の世良さんは寸部狂い無く同じに歌うのでダブルにならなかった…最初はミキサーのフェーダーが下がっているのか?と思ったが、そうでは無かった。

今回の録音に際してVooDu ValveのエフェクターはHASHのみで、空間系なども全てOFFだったが、VooDu Valveのスピーカーシミュレーターを使ってみた。

こいつはスピーカーの大きさなどに加えて、REACTANCEが付いているのでボトムをズンズンさせる事も出来るので使ってみた…かけ過ぎると奥に引っ込むので浅くかけた。

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特に音色の変更も感じなかったので、バッキングもソロも同じ設定のままで録音した。

久しぶりの録音だったが、不慣れな極小のJIM DUNLOPのSTUBBYの3.00ミリを使っていると、次第に指先が痛くなって途中でもう少し楽なピックに変えようとしたら音が変わったので、仕方なくSTUBBYを使い続けた。

STUBBYは慣れるまでに時間が掛かりそうで、それまでに挫折するかも。

俺なりのプレキシ・サウンドへの挑戦だったのだ。