久々のサバイバルモード

トイレットペーパー


武漢ウイルスで相変わらずマスクと消毒用アルコールは皆無の清瀬。

うちは両方ともストックに余裕があるが、トイレットペーパーに黄色信号が点滅し始めた。

最近のニュースではトイレットペーパーの不足に関してはまもなく復活するということらしいが、昨夜の緑のオバサン都知事が会見で煽ったので、これはオバサンの買い占めスイッチが入るなと予想、俺も久しぶりにサバイバルモードに切り替えた。

俺がサバイバルモードに切り替えたのは…東北大震災のガソリン不足の時以来だと思う。

とにかくオバサンの猛烈な買い占めはアフリカで爆発的に増えているイナゴの大群並みに厄介で、政府の言うことなどを鵜呑みにしてノンビリしていると何だろうが根こそぎ無くなってしまう。

俺は既に買いだめを終えている…無洗米や乾燥麺のうどんやスパゲティー、丼の具やレトルトのカレーなどは、少し前から冬が到来する前のリスの様にコツコツ貯めていたので、都知事が何を言おうが慌てる事は無いんだけど、トイレットペーパーの残量が危険水域に迫ってきていた。

とりあえず清瀬では俺の行く店には見あたらない…売っている店も何処かにあるんだろうけど探し回るのも面倒なので、都心の職場近くで買うことにした。

朝、職場でテレビを付けるとワイドショーが買い占めを煽るだけ煽っていたので、速攻で職場を抜け出して近くのスーパーに買いに行くと、「お１人様１つだけ」と書かれたトイレットペーパーの棚は残りはあと数個だった…俺の背後に数人のオバサンが迫っていたので、数十秒遅れていれば品切れだった！




その後、店内を観察するとインスタントカップ麺などの棚は全て空っぽだった…オバサンも滅茶苦茶だけど、諸悪の根源は煽りまくるテレビだ！




職場に戻り、戦利品をリュックに詰めた。




お亡くなりになった水戸黄門の弥七役の中谷一郎さんの最後の台詞「これで一安心」という言葉が自然に出た。

仕事帰りに清瀬のスーパーに立ち寄ると、買い占め客でレジ前は長蛇の列だった。

必要なモノだけ買ってレジを通過しても、買った商品をレジ袋に詰めるテーブルが満員で使えない！

リュックからトイレットペーパーを取り出して、買ったものと入れ替えた。

トイレットペーパーを持ってバス停に並ぶと、周囲のオバサン達が2度見していたのが愉快だった。

これに懲りて消耗品は常日頃から多めにストックしておくのだ。