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ギターリハビリ経過報告 [ギターの話題]

焦りは禁物[あせあせ(飛び散る汗)]


現在これが何度目か?判らないが、ギターのリハビリを行っているので途中経過をレポートしてみる。

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今回の症状は、ほぼ壊滅状態から復帰を目指す感じなので、どうせ最初から全部やり直すなら、これまで歩いていた道とは別のルートを歩んでいる。

まず、長期ブランクからいきなりギターを弾こうとすると、弦を押さえる指がヨレヨレなのに気がつく。

いきなり「弾けていた時」の感覚で弾こうとすると指を痛めると思って、脱力で弾こうと思った。

そこでベースで試して成功した脱力方法を試そうと、ピックを薄くて小さいピックに変えると、ベースよりは判り辛いが脱力の効果はあったと思う。

また、弦と指の距離が縮まった感が大きくて、細かい事がよくわかるというか、ギターを弾く場合は指先も触覚みたいなモノだから「ピッキングをコントロールし易くなる」。

まず0.75mmのピックを使っていて、最初はピックがフニャフニャ曲がっていたが、最近は曲がっている感覚は消えて、最近は0.60mmまで薄くしている。

太い弦に変えたのも新鮮だった。

弦が太いと、特に1弦とかは圧倒的に弾きやすい。

細い弦だとピッキングで弦が揺れすぎていて打点が落ち着かないが、太い弦だと揺れが少ないので打点が安定している安心感がある。

とにかく薄いピックに太い弦はどちらも成功だと思う。

さて、肝心の指のリハビリだけど、今回問題になっているのは左手。

特にレガートで弾こうとすると思った以上に握力が必要で、握力が無いと指が弦を効率よく押さえられない。

やはり親指を軸にテコの原理で指先に力が加わる形で弦を押さえているんだろうけど、握る力がないと指が弦の上に置いているだけで力を入れられない。

これは忍耐強くスケール練習とかで筋力を付けるしか方法は無さそうなので、ひたすらクロマチックの上がり下がりをやり続けていると、最近やっと指先に力を入れられる様になってきた。

俺の場合、指の筋力というよりは、左の手のひらの小指側の筋肉が恐ろしく劣化していたと思う…つまりベースではその辺りを使わなかったんだと思う。

レガートに関しては右手のピッキングが圧倒的に楽になったので、長期ブランクでも特に練習しなければならない必要性は感じなかった…レガート多用もあるがリハビリの95%は左手だ。

この手のリハビリは、ブランクを作る前は弾けていた人はもどかしいだろうけど、急いでガツンと弾こうとすると指を痛めると思う。

焦りは禁物なのだ。