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指を作る [ギターの話題]

リハビリ再開[あせあせ(飛び散る汗)]



今回はギターで長期ブランクを作ってしまった状態からの脱却の話で、久しぶりにギターを弾きたくなったお父さん達には需要のあるネタだと思う。

まず、久しぶりにギターを弾いてみると、ブランク無しで弾いている時より周囲がよく見渡せるという利点がある。

バンドで定期的にライブをやっていたりすると、常に次のライブのセットリストが目の前にあるので、楽器や機材に注意が向かない。

しかし、長期ブランクを作ってしまうと、普段全く見ないテレビを久しぶりに見て「え~!この人こんなになっちゃったの!」と、タレントさんの顔が年老いている事に驚いたりするのと同じで…良くも悪くも毎日見ていると判らない事がハッキリ判る。

そこでリハビリという事になる。

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どうせ最初からやり直すならとピックも長年使っていた極太のから小さくて薄いのに変えたりしている。

久しぶりにギターを弾くと、最初に指先が痛くなる。

楽器を弾くという事ではベースを弾き続けていたので指にブランクは無いと思っていたが、ギターで弦を押さえる箇所がベースと違うので、コードなどを押さえていると指先に弦が喰いこむ感じで指が痛い。

指先を作ることから始めるんだけど、マメや水疱が出来るのは力の入れ過ぎで、俺なんかの場合は指先が少し硬くなる程度で、実際は指先の何かが変化するわけでは無く、弦に対して指が慣れる感じ。

指先が出来てくると、次は握力の低下を痛感した。

特に、弾き方を変えてレガートで弾こうとすると、プリングやハンマリングで弾くことになるので、単に弦を押さえるだけより倍以上握力が必要になる感じ。

力の配分が、以前は右手でフルピッキングで、左指は押さえるだけな感じだったのが、今は右手は小さくて薄いピックで脱力、左手に力を入れている。

真逆になったので、凄く新鮮。

リハビリを楽しむのだ。