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コピーを防ぐ [日々のあれこれ]

日本経済は沈むのか[ペン]



最近、YOUTUBE動画で某大学の偉い学者先生が、日本経済は東京オリンピック後に破綻して後進国に沈む…「もう日本は終わりなんです!」と大声で連呼していた。

先生の言う様に、大きく落ち込むのは間違いないだろうが、終わってしまうのだろうか?

落ち込む原因は日本企業の無能な経営者に問題があるんだろうが、なんと言っても中国の凄まじい勢いの台頭で、某教授は「中国がアメリカを追い抜くのも時間の問題!」と、近々中国が世界一に君臨すると断言している。

中国に日本が負けた理由を問われると、「民主主義だから!」とお答えになっていた。

確かに中国経済の仕組みは日本を含む民主主義国の仕組みと違うので、同じ土俵で競争になると勝ち目はない。

そして中国や韓国には「後追い」の強みがある。

商品を作る場合、最もお金が掛かるのは新製品の開発で、中国はその行程が無い…他国の製品をコピーして自国製品として安価で販売する「無から有を作り出す」錬金術を使う。

中国は国策で、世界中の企業が持つ情報をハッキングして中身を抜き出している…ガードががら空きの日本企業は中国の優秀なハッカー達に狙われている。

某教授は、「次世代通信技術の5Gの特許は、アメリカより中国の方が沢山持っていて、日本は韓国よりも下です!」と嬉しそうに連呼しているが、確かに日本はオリンピック後には大沈没するかもしれない。

ただ、インターネットが登場する前の外国の情報を遮蔽可能な世界だと中国方式が有利だけど、今の様な世界中の国の事情を知ることが出来る社会では、人権の問題をコントロールするのは難しいと思う。

そして特許という概念も、もう古いと思う。

特許を申請すれば、時が経てば中身を公表しなければならない。

だから、最近は本当にコピーされたくないモノには特許を取らない。

日本の農家が懸命に品種改良したイチゴや葡萄などの種は盗まれまくっているが、アメリカなどは、作物の種などもコピーされない様に遺伝子操作している。

日本はコピーさえ防げれば、充分に勝算はあると思う。

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これからの時代は如何にコピーを防ぐかが鍵だと思うのだ。