セットリスト

予想外の疲れ


今日は地元でやっているメタルバンドの今年の初リハに参戦した。

ライブが近いのでセトリを考えた。

一通り通して演奏して、新課題曲などもやったりして休憩と言うことになった。

喫煙者が居ない場合、休憩そのものが無いというか…部屋の中で休憩とも雑談とも取れないマッタリした間があるだけなんだけど、喫煙者が居る場合はタバコタイムが必要なので、部屋から出てロビーで缶コーヒーとかを飲むことになる。

部屋を出てコーヒーを飲みながら、なんとなくスマホを見ていると…ボーカルのHが主催者から送られてきたタイムスケジュールを改めて確認して、我々が思いこんでいた時間より持ち時間が長いという事に気がついた。

その場でなんとなく追加曲を決めて部屋に戻った。

増えたのは3曲だけど、3曲増えただけでやたら疲れる。

疲れると、集中力が低下して「余計なこと」が脳裏に浮かんで来る。

練習不足なので、左手の指も弦が指に当たる部分が痛くなってくる…ピッキングも、余計な力が入っているんだろうけど腕が怠くなるので、薄いピックに持ち替える。

弦の押さえが甘くなり、ピッキングが弱くなると出音に元気が無くなるので、アンプの設定をドンシャリにして誤魔化す…悪知恵だけは働く。




メタル界のマッドマンOZZYですらパーキンソン病なんだから、俺ももう棺桶なんだと思った。

昔は…曲そのものが長いという事もあったが、ワンマン・ライブが当たり前だった頃は3時間近いライブを普通にやっていた。

前日ゲネプロで、ライブ前のリハで全曲通してケロッとしていた。

ある時、企画か何かで1時間のライブをやると、調子が出てきた頃に終了していた…その時自分の身体がマラソン選手の様な長距離仕様になっている事に気がついて驚いた。

昔は持ち時間が少ないと、モチベーションが下がっていたが、すっかりジジイになった今は、持ち時間の増加は迷惑でしかない。

そんなに要らないのだ。