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テープ修復 [日々のあれこれ]

超細かい作業[サーチ(調べる)]


全て終わったと思っていたのに、最近膨大な8ミリビデオテープの入った段ボールの箱が出現したので、再びPCへ取り込んでのデジタル化を再開している。

ラベルに書かれているテープの古い年代順で作業をしていると、Hi8と書かれたテープに差し掛かった辺りで、モニターにテープを取り出してくださいという赤文字が現れた。

イジェクトボタンを押すがウィーンという音がするだけで手来なくて、何度か電源を入れたり切ったりして、やっと出てきたと思ったらテープが切れていた。

仕方がないので、他のテープを入れても同じ症状で、テープが切れる。

テープを再生させていたカメラが壊れたのか?と無事ダビングを終えたテープを入れてみると、問題なく再生される。

ということは、ある時期以降に生産されたテープとの愛称が悪いらしい。

仕方がないので、長年放置していたSONYのカメラを押し入れの奥から引っ張り出した。

状態を確認すると、テープが入ったままの状態だった。

電源を入れてテープを取り出そうとするが、モーターの音は聞こえるがテープを出し入れする蓋はびくともしない。

どうやっても変化なしなので、蓋を固定しているネジを外して中にはまりこんでいるテープを強引に引き出した。

テープは切れた状態だった…これで切れたテープが4本になった!

蓋を取り外しているので、中がよく見えたが各スイッチを押すとギアが微かに動いている。

最悪の「ベルト切れ」では無いと判断して、ダビングを終えたテープを入れて先送りボタンを押すと、最初はガタガタしていたが早送りと巻き戻しを我慢強く繰り返しているうちにサラサラ動くようになってきたので、再生ボタンを押すと普通に再生できた。

そこで、切れまくっていたHi8のテープを入れてみたが普通に再生できた。

ここからの作業は復活したSONYに交代ということで、切れた4本のテープを修理することにした。

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大きなVHSビデオテープは何度か分解して切れたテープを繋いだことはあったが、8ミリビデオテープは何もかもがスケールダウンしているのでネジなど我が小さく、我が家で一番小さなドライバーを使った。

幅の細いテープは、断面をフラットに切って、再生ヘッドが当たらない裏側にセロテープを張って繋げた。

超細かい作業なので、目の悪い人は難しいかも。

久しぶりに細かい作業をやったのだ。