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大江戸線の混雑 [日記]

混んでいた[電車]


通勤で、いつもの電車に乗った。

始発なので余裕で好きな場所に座り、いつもの様にスマホでMP3の音楽を聴いていた。

暫くすると、尿意を催してきた…特に水分を取ったわけでもなく、部屋を出るときにトイレにも行ったので意外だった。

俺は昔から膀胱が巨大なので、こういう状況でも慌てる事は無く、むしろ自信過剰気味。

しかし、列車が進むにつれ、いつもと違う切迫感が押し寄せてきた。

何かいつもとはスケールが違うというか、明らかに「これは長く持たないな」と思わせる説得力があった。

とりあえず途中下車してトイレに行く事を決め、どの駅で降りるのがベストかを色々考えた。

乗車している西武池袋線は、練馬から有楽町線に乗り入れて地下鉄となる…有楽町線で厄介なのは池袋~飯田橋までの混雑。

飯田橋まで我慢して、駅のトイレの場所を思い出すと、俺が乗っている車両からだと真逆の場所にある…次の市ヶ谷も同じで10両編成だから結構歩く。

そんな事を考えていると、これまで味わった事の無い切迫感が襲ってきて、これ以上の我慢は身体に悪いと判断して、練馬で降りて大江戸線に乗り換える「その状況で最も早くトイレに行ける案」を選択した。

しかし驚いた…トイレでオシッコが止まらない。

体中の水分が全部出るんじゃないか?と思うほど、膨大な量だった。

トイレから出て歩くと、体重が軽くなった事がハッキリ判った。

身も心も軽くなった俺は、意気揚々と大江戸線の改札に向かった。

大江戸線練馬駅のホームは人でごった返していた。

先頭方向に行きたいんだけど、列の最後尾がホームの反対側まで繋がっているので進めない。

新宿辺りから混むと予想していたが、既に練馬で許容量を超えていたのは計算外だった。

車内に乗り込み可能な限り奥に入った…駅でドアが開く毎に外に出たり入ったりしないでも良いエリアに潜り込んだ。

列車が駅に入っても降りる人が少なく、入ってくる人が圧倒的に多い。

胸ポケットのスマホが割れると思う程のギュウギュウ詰めで、イヤフォンを外したままで正解だった…イヤフォンの線が切れていたと思う。

しかし、毎日通勤している人は余裕で、片手でスマホを弄っている。

俺の斜め前の女性は、片手で起用にスマホを操っていたが、曲が終わったのか別の曲を選曲した途端Bluetoothの具合がおかしくなったのか?イヤフォンでは無くスマホ本体から曲が流れ始めた。

「やっちゃったな」と思いながら見ていると、女性は慌てることなく素早く音を消していた…見事な速さだった。

何でこんなに混むのか?と見渡すと、大江戸線は有楽町線の車両より一回り小さくて、有楽町線でも混むときはつり革部分も横3列になるんだけど、大江戸線は横幅が無いのでつり革部分が左右2列でギチギチになってしまう。

新宿で沢山降りたが、それ以上沢山乗り込んできて、俺はつり革部分に行けず、開かない方のドアの付け根にはまり込んでいた。

青山一丁目~六本木と激混みで、大門で一気にガラガラになった。

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結論から言えば、練馬で大江戸線に乗り換えず、有楽町線で行くべきだった。

混むのは変わらないか、むしろ有楽町線の方が更に厳しいかもしれないがピークの区間が短い…大江戸線は常にピークで振り切っていた。

朝から大変だったのだ。