関越道逆走事故

深刻な社会問題


また老人ドライバーの悲惨な事故があった。

関越自動車道を約100キロのスピードで逆走して乗用車と正面衝突、逆走して死亡した80歳の男性は足が悪く、近所の人は車の運転は控えた方がいいと話していたらしい。

今の日本の超高齢社会の代表的な問題だけど、この問題をどうするかとなると難しい…人間の劣化なんて人それぞれだろうし、車がないことには生活が成り立たない場所も多い。

走行車線を走る車のドラレコに逆走する車が映っているのをYOUTUBEで見たが、正面衝突するまで100キロのスピードで悠然と走っている。




今時関越でも100は若干速めの速度だと思うが、映像では迷い無しに堂々と100キロで逆走している…恐らく本人に逆走しているという認識がなかったんだと思うが、謎なのは「ちょっと灯油を買いに行ってくる」と言って出かけた80歳男性が、何の理由で関越に乗ったのか？だ。

街のスタンドは混んでいるので、高速のSAのスタンドに行こうとしていたんだろうか？

視力や反射神経の鈍化でノロノロ運転をしていたのならまだ判るが、本線を走っているドラレコの車よりも速度を出して逆走している…とても80歳の運転には見えない。

ただ、俺なんかは何故80歳になるまで、自家用車を使わないと成り立たない生活をしていたのか？が理解できない。

東京都なら縦横無尽に鉄道とバスが走っているから、70歳以上の老人ならシルバーパスさえ持っていれば行きたいところの近くまで行けるが、田舎では何処に行くにも車が必要になるだろう…でも、それは何年も前から判っている事ではないだろうか？

俺は逆走で突っ込まれるのも怖いが、80歳まで車が無いと成り立たない生活をしている脳天気さが怖いのだ。