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ディストーションペダル [ギターの話題]

ペダル回帰と問題[あせあせ(飛び散る汗)]



最近の歪み系エフェクターをYOUTUBEで色々見ていた。

最近人気絶頂のギタリストのモデルが絶賛されていたので、興味深く見ていたが…抱える問題は90年代から変わっていないと確信した。

つまり、ハイゲインというか、歪みを深くすると「今の技術」をもってしてもノイズの問題は解決できない事に驚いた…まだそのレベルなのかと失望した。

掻い摘むと、90年代頃になってエフェクターの質がワンステージ上質になった時に仲間とノイズやハウリングの話になった。

その時は、歪み系エフェクターの前段で既にあるノイズをカットする事が最も効果的というのが結論で、ノイズリダクションを最前段にしたりしていたが、そうこうするうちにマルチエフェクターにそういうのが全て組み込まれるようになった。

ただ、今の時代にマルチで無く、個別のペダルを並べるという「拘り派」の方向で、再び30年前の問題に戻るのは夢がなさすぎる。

でも、これである程度ハッキリしたのは歪みとノイズは永遠の課題なのかも。

ノイズを気にし過ぎるのも90年代病の後遺症かも…最近の人は気にしないのかも。

歪みと言えばハイゲイン傾向が定番だったが、クリーンブースターブームからは露骨な歪みは悪というか、邪道で原音に忠実というか楽器の音を崩さないローゲインのオーバードライブも充実している…ここまで来ると、アンプとの相性という新たなハードルが出てくるが、ギターの音作りの選択肢は驚異的に増えている。

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でも、歪み以外に揺れとディレイとリバーブ位だとペダルを踏み分ける方が面白いかも…昔はそれでやれていたのが、スイッチャーとかが出てきて大がかりになってきた。

シンプルなボードも潔くてカッコ良いかもね。

俺なりの音が出るボードを組みたいのだ。