DeNA-阪神 [阪神タイガース]
2019セントラルリーグ・クライマックスシリーズ・ファーストステージ
阪神が怒濤の追い上げで広島を抜いてCSでDeNAと対戦することが決まった時、ネットのDeNAファンからは「なんで2位なのに阪神ホームでやらんとアカンのですか?」「横浜主催で甲子園でやったらあかんの?スケジュールは空いてるやろ?」とか「これから2位のチームがどっちの球場でやるか選択できる、みたいなルールに変えようや」という声があがった。
DeNAファンがぼやくのも判る。
ハマスタでの対阪神戦の成績は
2016 3勝8敗1分
2017 3勝8敗1分
2018 3勝9敗
2019 4勝8敗
という無惨な状態で「もう三浦が投げろよ虎キラーだろ?」という、「投手陣鉄壁だし打線はハマスタ補正で爆発するし、どないしようもないやん・・・」といった諦めみたいな雰囲気が立ちこめていた。
しかしハマスタは、阪神ファンがギリギリまでCS進出が判らなかった事でDeNAファンがチケットを独占、阪神ファンはレフトスタンドの幅数メートルの狭い場所に押し込められ、ほぼ全スタンドが青一色の完全アウェーでの試合となった。
一方的なファン比率はマツダスタジアム級だったが、阪神ファンの応援は負けていなかったと思う。
初戦から凄まじい総力戦となった。
阪神は先発の西が不調だったが、運も大きく味方した。
西が1回先頭打者に初球を投げた瞬間「こりゃダメだ」と思ったら、5連打を喰らった。
一刻も早く西を下げなきゃダメなんだけど、まだ1つのアウトも取れていない…来シーズンの事もあると始まって数分で代えられるのもなのか?と思っていると打球が西の足を直撃して降板となった…降板しなければ軽く10点は取られていた。
7回に阪神が4点取って2点差まで追い上げた裏の攻撃に、ラミちゃんがエスコバーを打席に立たせてくれたが、あそこで代打が出て9回まで回跨ぎで山崎だったら負けていた。
もっと言えば今永を引っ張って山崎で良かった…結果知って言うのでは無く、過去のハマスタでの阪神の調子を考えれば、7点取った初戦こそ「勝ち切る」事が大事だと思った。
勝った阪神は、短期決戦で見事な投手リレーを見せてくれた…鳥谷を除いた全員野球だった。
2試合目は球審が滅茶苦茶で、DeNAに負けたというより球審に負けた…プロ野球は一刻も早く全部の審判をAIに変えて欲しい。
審判のジャッジがどれだけミスが多いかは、ビデオ判定の結果を見れば一目瞭然で、きわどいジャッジの殆どは審判のミスで、ビデオ判定で3回ミスジャッジした審判は3ヶ月謹慎とかのペナルティーを与えないと、審判の質が上がらない。
というか、今のスポーツはどの競技も人間がジャッジする暢気な時代では無くなっている。
矢野の犯したミスらしいミスは早くに北條を下げて代走で上田を起用した位だけど、それも結果論で、あえて上げるなら大山では無くサード北條で、ショート木浪だったと思う。
鳥谷を除く全員野球は素晴らしかったし、サヨナラの一発を打たれたが岩崎優で負けたなら納得できる…そういう意味では、流れは崩さない負け方だったと思うし、この試合は勝ったDeNAを褒めるべき。
ある意味、今の阪神では4番に相当する糸井と、マウンドに上がるだけで相手が諦めてくれるジョンソンを欠いている中では、負けはしたが今年の阪神のベストゲームだったと思う。
両軍の素晴らしい激闘に相応しくない、無能な審判が水を差していたのが非情に残念だった。
1勝1敗で迎えた3戦目は、雨のナイターとなった。
1点を守り抜く死闘だった。
底抜けの馬鹿な矢野の意味不明な拘りで、岩崎優が回跨ぎの連投でBS解説の大魔神も苦言を連発…もう岩崎が限界を超えているのに気がついていないのは矢野だけ。
全力で足を引っ張る無能な指揮官の理不尽な采配を、耐えに耐えて健気に頑張る選手達…呆れかえったが、どうしようもない。
両軍リング中央で足を止めての「どつきあい」の消耗戦で、巨人からすれば笑いが止まらない。
ただ、阪神もここまで来てしまったからには後には下がれない。
そんな時、可哀想な連投で疲労困憊の岩崎が打たれて1アウト満塁になった…満塁になったのを見て矢野の脳細胞が少し動いたのか、投手交代でドリス。
ドリス、3ボールという絶体絶命!
ペナントのラストスパートで奇跡的に勝ち進んだのも、CS初戦の6点差をひっくり返した快進撃も、遂にここで終わるのか?という、土俵の俵に限界まで伸びきった片足の親指1本だけで残っている状態。
俺は以前ドリスが同じような状況に追い込まれた時の、江夏さんの解説を思い出していた…ドリスが9回に抑えで登場してランナー1・3塁のピンチだったと思うが、実況の絶体絶命という言葉に江夏さんは「この投手はランナーが何処にいるとか、そういうのは関係ないんですよ。」と語っていた。
あと1球外せば押し出しという状況から、渾身の直球で3振!続く打者も内野ゴロに打ち取った!
1球にため息をつき、1球に矢野を呪い、1球に痺れた!
豪雨の中の死闘は阪神に軍配が上がった…
死球の代走で出た植田が盗塁、ワイルドピッチから梅野の外野フライが決勝打となった…ノーヒットで得た得点が試合を決めるギリギリの勝負だった。
もう巨人と戦うエネルギーは残っていないだろうが、俺はもう充分満足している。
ただ、巨人に対してうちに有利な点があるとすれば、実戦から遠ざかっている巨人は生きた球を見ていない。
狭いカラクリ(東京ドーム)で、タイガースの投手力で強烈な巨人打線を封じ込めれるか?が鍵だと思う。
横浜での電気屋対決は、ノジマよりジョーシン電気だったのだ。
阪神が怒濤の追い上げで広島を抜いてCSでDeNAと対戦することが決まった時、ネットのDeNAファンからは「なんで2位なのに阪神ホームでやらんとアカンのですか?」「横浜主催で甲子園でやったらあかんの?スケジュールは空いてるやろ?」とか「これから2位のチームがどっちの球場でやるか選択できる、みたいなルールに変えようや」という声があがった。
DeNAファンがぼやくのも判る。
ハマスタでの対阪神戦の成績は
2016 3勝8敗1分
2017 3勝8敗1分
2018 3勝9敗
2019 4勝8敗
という無惨な状態で「もう三浦が投げろよ虎キラーだろ?」という、「投手陣鉄壁だし打線はハマスタ補正で爆発するし、どないしようもないやん・・・」といった諦めみたいな雰囲気が立ちこめていた。
しかしハマスタは、阪神ファンがギリギリまでCS進出が判らなかった事でDeNAファンがチケットを独占、阪神ファンはレフトスタンドの幅数メートルの狭い場所に押し込められ、ほぼ全スタンドが青一色の完全アウェーでの試合となった。
一方的なファン比率はマツダスタジアム級だったが、阪神ファンの応援は負けていなかったと思う。
初戦から凄まじい総力戦となった。
阪神は先発の西が不調だったが、運も大きく味方した。
西が1回先頭打者に初球を投げた瞬間「こりゃダメだ」と思ったら、5連打を喰らった。
一刻も早く西を下げなきゃダメなんだけど、まだ1つのアウトも取れていない…来シーズンの事もあると始まって数分で代えられるのもなのか?と思っていると打球が西の足を直撃して降板となった…降板しなければ軽く10点は取られていた。
7回に阪神が4点取って2点差まで追い上げた裏の攻撃に、ラミちゃんがエスコバーを打席に立たせてくれたが、あそこで代打が出て9回まで回跨ぎで山崎だったら負けていた。
もっと言えば今永を引っ張って山崎で良かった…結果知って言うのでは無く、過去のハマスタでの阪神の調子を考えれば、7点取った初戦こそ「勝ち切る」事が大事だと思った。
勝った阪神は、短期決戦で見事な投手リレーを見せてくれた…鳥谷を除いた全員野球だった。
2試合目は球審が滅茶苦茶で、DeNAに負けたというより球審に負けた…プロ野球は一刻も早く全部の審判をAIに変えて欲しい。
審判のジャッジがどれだけミスが多いかは、ビデオ判定の結果を見れば一目瞭然で、きわどいジャッジの殆どは審判のミスで、ビデオ判定で3回ミスジャッジした審判は3ヶ月謹慎とかのペナルティーを与えないと、審判の質が上がらない。
というか、今のスポーツはどの競技も人間がジャッジする暢気な時代では無くなっている。
矢野の犯したミスらしいミスは早くに北條を下げて代走で上田を起用した位だけど、それも結果論で、あえて上げるなら大山では無くサード北條で、ショート木浪だったと思う。
鳥谷を除く全員野球は素晴らしかったし、サヨナラの一発を打たれたが岩崎優で負けたなら納得できる…そういう意味では、流れは崩さない負け方だったと思うし、この試合は勝ったDeNAを褒めるべき。
ある意味、今の阪神では4番に相当する糸井と、マウンドに上がるだけで相手が諦めてくれるジョンソンを欠いている中では、負けはしたが今年の阪神のベストゲームだったと思う。
両軍の素晴らしい激闘に相応しくない、無能な審判が水を差していたのが非情に残念だった。
1勝1敗で迎えた3戦目は、雨のナイターとなった。
1点を守り抜く死闘だった。
底抜けの馬鹿な矢野の意味不明な拘りで、岩崎優が回跨ぎの連投でBS解説の大魔神も苦言を連発…もう岩崎が限界を超えているのに気がついていないのは矢野だけ。
全力で足を引っ張る無能な指揮官の理不尽な采配を、耐えに耐えて健気に頑張る選手達…呆れかえったが、どうしようもない。
両軍リング中央で足を止めての「どつきあい」の消耗戦で、巨人からすれば笑いが止まらない。
ただ、阪神もここまで来てしまったからには後には下がれない。
そんな時、可哀想な連投で疲労困憊の岩崎が打たれて1アウト満塁になった…満塁になったのを見て矢野の脳細胞が少し動いたのか、投手交代でドリス。
ドリス、3ボールという絶体絶命!
ペナントのラストスパートで奇跡的に勝ち進んだのも、CS初戦の6点差をひっくり返した快進撃も、遂にここで終わるのか?という、土俵の俵に限界まで伸びきった片足の親指1本だけで残っている状態。
俺は以前ドリスが同じような状況に追い込まれた時の、江夏さんの解説を思い出していた…ドリスが9回に抑えで登場してランナー1・3塁のピンチだったと思うが、実況の絶体絶命という言葉に江夏さんは「この投手はランナーが何処にいるとか、そういうのは関係ないんですよ。」と語っていた。
あと1球外せば押し出しという状況から、渾身の直球で3振!続く打者も内野ゴロに打ち取った!
1球にため息をつき、1球に矢野を呪い、1球に痺れた!
豪雨の中の死闘は阪神に軍配が上がった…
死球の代走で出た植田が盗塁、ワイルドピッチから梅野の外野フライが決勝打となった…ノーヒットで得た得点が試合を決めるギリギリの勝負だった。
もう巨人と戦うエネルギーは残っていないだろうが、俺はもう充分満足している。
ただ、巨人に対してうちに有利な点があるとすれば、実戦から遠ざかっている巨人は生きた球を見ていない。
狭いカラクリ(東京ドーム)で、タイガースの投手力で強烈な巨人打線を封じ込めれるか?が鍵だと思う。
横浜での電気屋対決は、ノジマよりジョーシン電気だったのだ。
2019-10-08 23:50