2019 MotoGP 第14戦 アラゴンGP

マルケスPP


ヨーロッパラウンドの最後は、マルケスの地元アラゴン。




フリー走行から好調のマルケスが、ポールをゲット。




決勝も、スタートで飛び出したマルケスが飛び出て、あっという間に他を引き離しての独り旅。

後は最終ラップまで淡々と周回を重ねるだけの、マルケスの完璧なポールトゥウインだった。




マルケスはチャンピオンポイントで転倒などのノーポイントに終わるのが怖くない程2位以下を大きく引き離している。

ポイントで競っていれば「会計士」と呼ばれるようなリスクを負わない堅実な走りになるが、今年はそれが無いので思い切って優勝を狙う走りが出来ている。

マルケスが攻め続けているので、他のライダーは手も足も出ない…俺も世界選手権時代から見続けているが、ここまで強いチャンピオンはマルケスだけ。

ただ、ホンダはマルケスだけが速く、他は苦戦し続けている…深刻な怪我を負っているロレンソはさておき、その他のホンダライダーはヤマハやドゥカティより遅い。

これは異次元に速いマルケスだからホンダで勝てているだけで、アプリリアやKTMでもマルケスが乗れば勝ててしまうのでは無いか？と思ってしまう。

というのも、去年までマルケスに全く歯が立たず引退したペドロサがKTMで走ると、エスパルガロやザルコより速かった…つまりペドロサは遅くない。

これはロレンソは更に怪我を負う前に、他に移籍した方が良いのではないか？

マルケスだけが素晴らしく速い、最高に退屈なグランプリだったのだ。