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音を作る条件 [ギターの話題]

機材の進化[exclamation]


ギターの音作りの世界も、リハーサルスタジオ(以下:スタジオ)への電車での移動を考えると沢山の音を切り替えたい場合などはマルチエフェクターがベストという事になる。

しかし、最近はペダルも小型化して、パワーアンプもハーフサイズのペダルの大きさになっているので、根性で持ち運ぶ気合いがあれば、スタジオでキャビネットだけ借りて、後は全部自宅で作った音を持ち込む事も可能になっている。

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そういう意味では、今はギターの機材関係が面白くなってきている。

そうなってくると、機材の運搬をどう攻略するかになってくる…これはギター弾き永遠の課題だ。

以前あるバンドでご一緒したギターさんは、エフェクターボードを使わずに、キャスターの付いた旅行用の鞄にエフェクターを沢山入れていたが、それも1つの方法だと思う。

他にも軽減させるアイテムも最近は豊富でループスイッチャーにマルチエフェクターを内蔵しているのもあって…例えば歪み計はアナログのペダルで、空間系はマルチを使うなど細かく音にこだわれる時代になっている。

デカいボードをキャリーカートで根性で運ぶか、スイッチャーを使って小さなボードを作るか、ペダルを小さなスーツケースに入れてスタジオでつなげるか…色々ある。

ミニパワーアンプを使ってキャビネットを鳴らしたのと、マルチエフェクターをリターンに刺した音のどちらが良いのか?問われるのはアンプからの「出音」だと思う。

選択肢が増えるのは良いことなのだ。