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パターソン・ギムリン・フィルム [不思議]

ビッグフット[映画]


元カウボーイのロジャー・パターソンと友人のロバート・ギムリンが、アメリカ・インディアンの間に伝わる「毛深い巨人」サスカッチをカリフォルニア州・ブラフ・クリークで探索中に、ビッグフットの歩く姿をカラーの8mmフィルムで撮影した有名な動画「パターソン・ギムリン・フィルム」が、最新の4K画像でリファインされた。

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より鮮明に、カメラのブレなども補正されているんだけど、ビッグフットの姿がはっきり見えるようになった事で、このフイルムが本物であるという声が更に高まっているらしい。

この動画に関しては、過去に着ぐるみ衣装でビッグフットを演じたという男性が現れているが、後に本人が嘘だったと証言していて、撮影者は現在も模造説を否定し続けている。

以前にも書いたが、森林の中は深海と同じくらいに未知の部分が多く、深い森林の中の事は驚くほど何も判っていない…日本でも中国山脈でヒバゴンが目撃されているし、新潟近辺の山中では複数の謎の類人の集団が目撃されているが、いずれもUMAという信憑性の低いレッテルが貼られている。

1980年にアメリカのワシントン州にあるセント・ヘレンズ山の噴火の被害によるビッグフットの死体を米軍が回収した話も広がっているが、軍は否定している。

何故否定するのだろうか?

例えば墜落したUFOや、それに乗っていた宇宙人の情報を米軍が隠蔽する理由は、アメリカが独占して宇宙人のテクノロジーを得ている事を隠すためとかが考えられるが、ビッグフットが野生の動物だとすればそれを隠す理由は何だろうか?となると、話はややこしくなってくる。

セント・ヘレンズ山噴火時にも怪我をしている生きたビッグフットがいて、先住民の人が米軍医師とビッグフットの間を通訳したという話があって…つまり、ビッグフットがホモサピエンスの仲間だという事が科学的に証明されてしまうと、法的に人権を与えなければいけなくなり、ビッグフットが住む場所に所有権が生まれてしまうので開発できなくなってしまう事になるので隠しているという説もある。

太古に生息していた旧人がどのように分布していたのかもよくわかっていないが、、アフリカ起源の我々ホモサピエンスがアフリカから出たときにネアンデルタール人と交配した事は確かで、DNA解析でアフリカから出なかった人類以外の人類はネアンデルタール人の遺伝子を受け継いでいる…もちろん日本人の遺伝子の中にもある。

だから、我々の先祖がアフリカから出て、ヨーロッパやアジアに散って行き、世界中に広まったのは本当だろう。

問題はネアンデルタール人もアフリカ起源で、我々の先祖より早くに「出アフリカ」したのか?で、世界各地で発見されている旧人は何処で誕生したのか?が謎。

ただ、人類が世界各地に広がる前に、ネアンデルタール人や北京原人、ジャワ原人や山葡萄原人などが既にいた事は確かなようで、それら旧人の一部が今も森の中でひっそり暮らしていて…時々目撃されてビッグフットと呼ばれているのかもしれない。

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いずれにせよ、広大な深い森の中に猿人がいる確率は高そうだ。

ビッグフットの謎は続くのだ。