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2019 MotoGP 第11戦 オーストリアGP [モータースポーツ]

マルケスPP[モータースポーツ]


GPはオーストリアへ…オーストリアの森林を見ているだけで涼しそう。

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相変わらずマルケスが悠々とポールをゲット。

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しかし、今回はいつもの大あくびレースでは無かった。

決勝はクアルタラローが飛び出しトップを独走…このまま行くのか?と思わせるほど切れた走りだったが、やがて後方から迫ってきたドヴィツィオーゾとマルケスに抜かれる。

エンジンパワーではまだドゥカティが最強に見えるが、ホンダもほぼ同じくらいまで上げてきているので、ヤマハのエンジンの非力さが目立った。

ただ、先頭が逃げる展開では無く、周回を重ねてラスト勝負と駆け引きをしているので、ロッシ辺りまで先頭集団に追いつく感じだった。

後半、マルケスがドヴィツィオーゾを先に行かせて背後から観察するも、お互いのペースは上がり一騎打ちとなる。

ドヴィツィオーゾもマシンが曲がらないので大きく逆ハンドルを切っていたが、ほぼ前輪だけでハードブレーキをかけるマルケスも、マシンが大暴れとなる。

これまでの数戦が退屈だったのが嘘のように、激しいバトルが続く。

結果、ドヴィツィオーゾがコーナーで膨らんだマルケスのインを付いて最終コーナーに入り、そのまま優勝。

ずっとこれを待っていた!という大興奮のグランプリだった…間違いなく今年一番のレースだった。

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もっと早くこの戦いが出来ていればと思わなくもないが、そういう所も含めてドヴィツィオーゾなんだと思う。


さて、パドック裏では、まことしやかにロレンソのドゥカティ・プラマックへの移籍話がささやかれており、実際、この時期になってもジャック・ミラーの来期の契約が結ばれていない状態。

ロレンソはヤマハ・ペトロナスSRTへ移籍の噂もあるが…火のないところに煙は立たないのかも。

いずれにせよ、ロレンソは次戦イギリス・シルバーストンで復帰する予定。

チャンピオンはマルケスでほぼ決まりなので、その他の話題に注目なのだ。